えー先日、衝動的に激しくステーキをを食べたくなって、1人で千駄ヶ谷までブ厚い肉の塊を喰らいに行ってきた話を書きましたが、そもそもこの激しい衝動がどうして生まれたかと言うと、だいぶ昔に買ったまま放置していたエクスクァイアのラテン音楽特集の、ジャズミュージシャンにして物書きにして講師で、最近ホームページのテキストもブログにアップデートした菊地成孔(超ラブ!)さんによるアルゼンチン滞在期を読んだからでして。
Esquire (エスクァイア) 日本版 2005年 01月号
この8ページ弱の特集は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに、4日間短期滞在した菊地さんの手記がメインです。本人もジャズミュージシャンだし、雑誌もラテン音楽特集なので、音楽の話がメイン……かと思いきや、僕の頭の中にはアルゼンチンの牛肉ステーキの話しか残りませんでした。
そのくらい強烈かつ、誌面のかなりの部分をさいてたんじゃないかな?
例えばこんな感じ。ラ・プラタ河沿いのウォーターフロントでステーキを食べた際の記述です。
原文にも改行が一切入っていないところが、衝動感と疾走感を生み出しています。