2ヶ月半で300冊弱読めた「15分つまみ読み法」の紹介


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だいたい2ヶ月半くらいで、289冊読みました。いや、読む羽目に陥りました。

ここしばらく、読む本より買う本の方が多く、未読の本がどんどん溜まってしまう「積ん読」の状態が続いておりまして。
本棚から溢れてしまい、下手すると本の上で寝なくちゃいけなくなりそうだったので、このたび時間をとり、思い切って全部読破しました。

小鳥ピヨピヨも書かず、ネット見るのも自粛し、寝る前や電車の中やランチタイムなどで、ひたすら読書。
読みたい本ばかりなので楽しくはあったのですが、それでも終わった時は、えらく達成感を感じました。いや大変だった。よく頑張った。

とはいえ、全書籍を1ページ目から通読したわけではありません。
飛ばし読みです。飛ばし読みなのですが、これだけ一気に大量に読むと、さすがに充実した、かつ効率的な飛ばし読み方法をマスターした気がしてなりません。

せっかくなので、ここでやり方を紹介したいと思います。
名付けて、「15分つまみ読み法」です。

● 「15分つまみ読み法」とは?

15分つまみ読み法は、文字通り、時間を15分に区切ってつまみ読みするという方法です。
概要は以下の通り。

  1. 本を4〜5回、はじめから終わりまでパラパラとめくる。
  2. 目次、著者紹介、帯、あとがきなどを好きなだけ読む。
  3. タイマーを15分にセットする。
  4. 目次をチェックして、興味を惹かれたところを、好きなだけ読む。
  5. タイマーが鳴ったら、もう15分追加で読みたいかどうか、自問自答する。

これで、1冊を、下手すると5分、最高でも50分くらいで終わらせることができます。
以下、具体的に解説します。

● 詳しいやり方

1.本を4〜5回、はじめから終わりまでパラパラとめくる。

この作業をすると、不思議とスムーズに素早く本を読む事ができるようになります。
恐らく、目がその本の文字の並びに「馴染む」せいだと思います。フランス語などの単語より英単語の方が覚えやすいのと同じ理由です。

ひとつ注意点があります。本の文字は追わないでください。そこに意識が行き過ぎちゃうからです。
また、めくってるときにページが飛んだり、逆からめくったりするのは構いません。

2.目次、著者紹介、帯、あとがきなどを好きなだけ読む。

目次や前書き/後書き、著者紹介、帯、など、本文以外のところをざっくりと読みます。全部じゃなくていいです。気が向いた分だけ。
本全体のノリや雰囲気がわかって、本の内容がより一層頭に入りやすくなります。

3.タイマーを15分にセットする。

別に5分でも20分でも構いません。僕の場合は15分がベストでした。

4.目次を見て、興味を惹かれたところを読む。

さて、いよいよ本番です。

目次を見直して、興味を引いた文章や段落、章を読んでみます。
本と対話しながら読んでいる感覚です。文章に起こすとこんな感じ。

僕:「(目次を読みながら)どの辺が面白いの?」
本:「んー、例えばこの辺りはどう?」
僕:「なるほどなるほど……(その項目を読んだ後で目次に戻って)他に面白いところはある?」

……キモい……実際にはつぶやかなくてもいいですからね。
本屋での立ち読みのときに似た感覚とも言えます。

目次に頼らずとも、適当にページを開いてみたり、あるいは最初から読んでみたりしても構いません。

注意点があります。そのまま読み進んでしまわないでください。
この方法で読んでいると、頭がボンヤリして本の内容が頭に入りづらくなる箇所が出てきます。この身体の内側の感覚が、「15分つまみ読み法」においてとても重要な句読点になります。
恐らくその部分は、今の時点では、読まなくてもいいのです。これを感じたら、名残惜しくても潔く読むのをやめて、何行か何ページか飛ばしたり、目次を見直したりしましょう。
読むのをやめないと、結局延々とその本を読み続け、気がついたら2〜3時間経っていることになります。読書という意味では別に構わないのですが、この「15分つまみ読み法」においては、それはNGです。

5.15分経ったら、もう15分続けたいかどうか自問自答する。

もし読み続けたかったら、タイマーをセットして3〜4を繰り返します。
「もう充分」という満足感を感じたら、その本の読書は終了です。

なお、何度も何度もタイマーをセットしたり、あるいは最初1〜2分読んだだけで電撃のように、
「この本ヤバい! 超面白い! 全部読みたい!」
と感じたら、無理してつまみ読みせず、腰を据えてじっくりと最初から読み直してください。
きっとその本は、今の自分にとって必要な本なのです。
逆にいうと、「全部読みたい!」という欲求が沸き起こらない本は、つまみ読みでよいのだと思います。

● 注意点

この読書法の大事なポイントは、自分の身体感覚を重視することです。
どの辺をどのくらい読みたいか。
もう満足か、まだ読みたいか。
こういったことを自分に問い合わせ、それに従うのが重要です。

このような読み方の場合、本の全てを読んではいません。むしろ読んでいない箇所の方が多いでしょう。
もしかすると、大事なところを読み飛ばしていたり、必要な情報に当たれなかったり、その本の真の面白さに気づけなかったということもあるかもしれません。
しかし、まあ自分が満足すればそれでいいじゃないか、というのが、この「15分つまみ読み法」の考え方です。読書は自分を満足させるための行為です。「もったいない」とか「ちゃんと読まないと」というしがらみから自分を解放しましょう。自分の内面を基準に読書すると、1冊の本に必要以上に時間を取られずに済みます。

通読という行為は、できれば前述した「今の自分にとって必要な本」に集中させた方がよいように思います。
この「15分つまみ読み法」は、通読の前準備とも言えるでしょう。そしてこの前準備だけで満足できちゃう本は、結構多いと思います。

ところで、この「15分つまみ読み法」は、実用書や新書だけではなく、小説や漫画でも使えます。
自分専用の予告編を見るようなものです。ネタバレしちゃう!と心配する必要はありません。後で最初から読み直すことになった時には、つまみ読みした箇所も、はじめて目を通すような新鮮な気持ちで楽しむことができるでしょう。文脈の流れに乗って読むのとつまみ読みするのとでは、全然感覚が違うからです。

● 携帯電話やデジカメで気になる段落を撮影

最後に、「15分つまみ読み法」とは直接関係はないですが、とても便利なTipsをひとつ。

特に興味を惹かれたところは、iPhoneや携帯電話やデジカメなどなどで、撮影しておきましょう。
その1行、その1段落に引っかかって、暗記しようと努めたり、しばし考察に入ったりしてしまうと、アウッという間に2〜3時間経ってしまうからです。
とりあえず撮っておいて、自分は次に進みましょう。

「撮ったテキストなんて読まねえよ!」とお思いかもしれませんが、僕は電車の中などで結構見返します。読み返した時にイマイチだと思ったものは削除したりしているうちに、気がついたら自分専用の名言集みたいのができあがっていて、大変に満足度が高いです。

こういうときEvernoteを使うと便利なのでしょうね。ページを撮影した画像をタグ付けして全部evernoteに放り込んでおいて、後で好きなときに好きなデバイスで見直す。
ライフハック。素敵です。僕は使ってないですが……

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