先日、娘とお風呂に入っていたときのこと。
娘は2歳。最近いろいろ言葉を覚えてきています。
湯船につかりながら、彼女が突然、こんなことを言い出しました。
「ママはキッチン。あたしはキッチン・オーケストラ!」
キッチン・オーケストラというのは、台所にあるいろいろな調理器具で音楽を奏で踊るといった内容の、「おかあさんといっしょ」に出てくる歌です。そして、ちょうどその時ママはご飯を作っていました
娘には特に英語学習は行っていないのですが、歌の内容から「キッチン」が「台所」だということを理解していたのでしょうか? なかなかどうして、大した成長っぷりです。僕は娘にお湯をかけながら、すごいねー、確かにママはキッチンにいるねー、などと褒め称えました。
しばらくすると、外からアナウンサーの声が聞こえてきました。
どうやらママが、テレビでニュースを観はじめた模様。
すると娘は、再び突然、こんなことを言い出したのです。
「ママはニュース。あたしはジュース!」
韻を踏んでる! そういえばさっきのキッチンとキッチン・オーケストラだって、韻踏みに近い形です。
僕は驚愕し、またしてもすごいねー、確かにニュースとジュースは似てるねー、などと褒めそやしました。
しかし……後で冷静に考えてみると……
韻踏みは「詩」にも「ラップ」にもなりますが、日本においてはオヤジギャグの定番である「駄洒落」にも通じます。
あれはもしかすると、駄洒落だったのではないでしょうか?
娘は若くして、駄洒落王になってしまうのでしょうか?
心配です。
でも、次に娘が似たようなことを言ったとしても、僕は確実にそして躊躇なく、娘をmax限界値まで褒めまくることでしょう。あまりに可愛いので。