10月頭から先日まで、1ヶ月強、「ソーシャル断ち」をしていました。
ソーシャル断ちといっても、結構幅広く断ってまして。
FacebookやTwitterだけではなく、Tumblr、LINE、Instagram、Path、miilなどなど、いわゆるソーシャルサービス全般。
あと、2ちゃんまとめサイトやブログメディア、ブログ、メディアサイト、はてブやNAVERまとめなどのホッテントリ閲覧も止めました。ごく一部(極東ブログ、傘をひらいて、空を、中国嫁日記みたいな我が道を行く系のサイトを4、5つ)は時折見ていましたが……
一方で、小鳥ピヨピヨと小鳥メモメモへの引用投稿は、頻度は減ったものの止めはしませんでした。
これらの記事は、自動でTwitterやFacebookにも流れたので、実際は「ソーシャルにときどき『投稿』はしている」という形になっていたと思います。
ヤフトピとGoogleニュースは見てました。その流れで新聞社系のニュースサイトも見ました。それと仕事上、ギズモードは見てました。
FacebookとLINEやSkypeも、1対1のメッセージだけは、メール代わりに使っていました。メールは普通に使っていました。
それと、iPhoneのゲームもほとんど止めました。
一気にいろいろ断ってみたわけです。
1ヶ月経っての感想を以下に簡単にメモします。
● iPhoneのバッテリーが凄くもつようになった
iPhone5が、下手すると丸2日くらい充電ナシでいけるようになりました。びっくり。
● そもそもiPhoneをあまり使わなくなった
スマートフォンって、ソーシャルやネットを使うのに便利なガジェットなんだなあということを再確認しました。
逆に言うと、ネットやソーシャルをそんなに使わない人は、別にガラゲーでもいいのでは? という気がしました。
● でも意味もなくiPhoneを開いたりした
信号待ちの間とか、ほんのわずかな時間に、無意識にiPhoneを開いて、でもやることもなく、また閉じるといった動作を数多く行った気がします。
ほんと無意識にやってるんですよね。怖い怖い。
● えっと、パズドラはやめられなかった
頻度はかなり減らしたのですが……ちょうど今すごく面白いところでして……
これについては別の記事で改めて書きます。
● 時間がたっぷり余裕ある、とはならなかった
時間って空くとその分他のもので埋まるんですね。
僕の場合は、仕事と家事育児と、ちと増えた読書時間で完全に埋まってしまいました。
余裕を作るには、考え方や心の持ちようを変える方が効率良さそうです。
● 古い本をたくさん読んだ
ゆっくり時間をかけて読みたいタイプの、古典やそれに近い小説やその他書籍を、それなりに読むようになりましたね。
展開がダルくてもお役たち情報が入ってなくてもへっちゃらです。
● 呼吸が深くなった気がする
今まではソーシャルやネットのWhat's newのせいで情報多過だった、とは思いませんでした。ネットウォッチ程度の情報量なら人間は割と平気なのかな、と。
ただ、ソーシャル断ちしたら、呼吸が深くなった気がしました。逆にPCやiPhoneの画面に集中している時は、呼吸が止まったり、浅く早くなっていたりということなのでしょう。
● 少し寂しかった
一度ソーシャルを知ってしまった後だからでしょうか、ソーシャル断ちの最中は、教室から閉め出しをくらっているような寂しさを感じましたね。
● 自分との内的対話の時間を多く持てた気がする
これが一番良かったことかな。
ふと空いた時間をネット上の何かで埋める、ということをしなかったために、沈考する時間をそれなりに持てたような気がします。
世間が激動していた時期だし、大きなレベルでも小さなレベルでも祭りや流行り廃りがあったのでしょうが、そういうものにとらわれず、自分の幹の部分の手触りを感じることができました。
● これから
デジタルは無限なので、自分から能動的に距離を保ちバランスをとらないといけないですね。
ソーシャルは復活しますが、制限を加えます。時間を厳しく区切ったり、そもそも閲覧しないサイトを作ったり。