突然ですが、攻殻機動隊は何派ですか?
僕はマンガ派です。S.A.C.も映画も好きだけど、でもやっぱマンガの攻殻機動隊がいちばん好きです。
攻殻機動隊 (1)
士郎 正宗 (著)
攻殻機動隊 (2)
士郎 正宗 (著)
あの、今読んでも超クールでスタイリッシュな世界観。そして難解な展開、何の説明もなく使われる専門用語、隅っこに描かれたちょっとしたものにも込められる膨大な考察と知識。とどめに欄外にビッシリと書かれた科学やテクノロジーについての注釈。
最初読んだ時はさっぱりわけわかめだったのですが、何回か読んだある日、ほぼ全てのコマ、セリフ、欄外がピシッと理解できて、恐ろしく気持ち良くなりまして。
「ヤベぇ! 超面白いものに出会った! 一生ものだわ!」
それ以来ずっと大好きです。今でも数年に一度は読み返します。
でも、一般的に人気なのは、S.A.C.なのでしょうね。あるいは押井映画版も知名度高い。マンガも全2巻で終わってるし。
攻殻好きという人と話しても、あまりマンガ版について盛り上がることは少ないというか今までそんなこと一度もなかったんじゃないかな?
「ああ、士郎正宗によるマンガ版はもうだいぶ重要度の低い存在になっているのかなあ」と、常日頃寂しく思っておりました。
あんなに面白いのに。あんなに最高なのに。
そんな折、そんな攻殻機動隊の新シリーズ「ARISE」が6月22日よりスタートするというパンフをいただきまして、