『攻殻機動隊ARISE』に、士郎正宗氏からコメント


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突然ですが、攻殻機動隊は何派ですか?
僕はマンガ派です。S.A.C.も映画も好きだけど、でもやっぱマンガの攻殻機動隊がいちばん好きです。

攻殻機動隊 (1)
士郎 正宗 (著)

攻殻機動隊 (2)
士郎 正宗 (著)

あの、今読んでも超クールでスタイリッシュな世界観。そして難解な展開、何の説明もなく使われる専門用語、隅っこに描かれたちょっとしたものにも込められる膨大な考察と知識。とどめに欄外にビッシリと書かれた科学やテクノロジーについての注釈。
最初読んだ時はさっぱりわけわかめだったのですが、何回か読んだある日、ほぼ全てのコマ、セリフ、欄外がピシッと理解できて、恐ろしく気持ち良くなりまして。

「ヤベぇ! 超面白いものに出会った! 一生ものだわ!」

それ以来ずっと大好きです。今でも数年に一度は読み返します。

でも、一般的に人気なのは、S.A.C.なのでしょうね。あるいは押井映画版も知名度高い。マンガも全2巻で終わってるし。
攻殻好きという人と話しても、あまりマンガ版について盛り上がることは少ないというか今までそんなこと一度もなかったんじゃないかな?

「ああ、士郎正宗によるマンガ版はもうだいぶ重要度の低い存在になっているのかなあ」と、常日頃寂しく思っておりました。
あんなに面白いのに。あんなに最高なのに。

そんな折、そんな攻殻機動隊の新シリーズ「ARISE」が6月22日よりスタートするというパンフをいただきまして、

Kokakua2013031401

つらつらと眺めていたら、ななななな、なんと士郎正宗さんからのコメントが載っているじゃありませんか!

Kokakua2013031402

ああ士郎正宗は攻殻機動隊を忘れてなかった! 攻殻機動隊も士郎正宗を忘れてなかった! まだアリなんだ! イケるんだ! と、頬が紅潮したので、ここにコメント文を掲載させていただきたく存じます。

西暦2029年……仮にその時点でトグサが29歳前後とするなら、2013年現在、「攻殻機動隊」の世界では彼は中学生前後。どこでどんな生活をしているでしょうか。もう刑事になろうと心に決めているでしょうか。
僕が講談社のヤングマガジン編集部に「攻殻機動隊」の第1話原稿を入稿したのは1989年の春。それから24年、映像作品に限って言えば、押井さんの「攻殻」、映画2本、神山さんの「攻殻」、TVシリーズ2本と長編1本、元々マイナー系オタクマンガだった「攻殻機動隊」というタイトルを育て、積み重ねて下さった関係者の皆様、制作スタッフの方々、そして何より観客視聴者の皆様に深く感謝します。 押井さんの「攻殻」、神山さんの「攻殻」、それぞれに切り口や調理方法が異なり、観客・視聴者諸氏の好みは様々でしょうが、いずれもそれぞれの方向において優れた完成度を誇り、高い評価を受ける作品だったと思います。
そして今回新たな第四の「攻殻」、“黄瀬さんの「攻殻機動隊」”が作られる事になりました。冲方さんにも力を貸して頂けると聞いて感謝しております。 年々世の中も進歩して、今やコンピューターネットワークどころか、多くの人が高性能モバイル端末を日常生活で使用する時代になりました。原作自体がだいぶ古いので、映像作品化するにあたって色々と大変な面もあるかと思いますが、黄瀬さんと今回の制作スタッフがどのような新しい攻殻機動隊を生み出し観客視聴者諸氏を楽しませてくれるか期待しています。
……あとになって「これは全て疑似記憶で、映像企画など最初から無かった」とか言わないで下さいね。

2013年 2月 12日 士郎正宗

や、原作、今読んでも全然古くないです。むしろ今のテクノロジーと、その進化の方向性についての知見は未だに新鮮で、サイバーで、パンクです。
むしろこれを気に新しい攻殻を描いていただけると幸甚極まりないのですが。

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