まさかの第二弾ですよ。
その昔、プリンター用紙に印刷してクリップで留めただけの献本がはあちゅう筋より届いたことがありますが、今回のもそれに負けず劣らずです。
コンビニでコピーしたみたいな紙に、契約書みたいな簡易製本がされています。
え? なにこれ、論文?
と思ったら、どうやら書籍なようでした。
本のタイトルは『里山資本主義』。
60万部のベストセラー『デフレの正体』を書いた藻谷浩介さんとNHK広島取材班による共著です。
いや、本の内容自体は、とても興味あるのですよ。
僕も超素人ながら、自然と人工の間にある「里山」には注目しています。日本みたいに四季や湿度や温度がめまぐるしく変わる土地では、合気道のように、自然の力を上手に利用するのが賢いんじゃないかと思うのですよね。
「昔ながらの生活に戻れ」と言っているわけじゃなくて、現代最先端の技術や物流やマーケティングや経営手法を取り入れて、より自然を上手に活用する「21世紀型の新しい里山」が作れるんじゃないかと。
たとえば子育てという観点からしても、自然豊かな環境と、都会の便利さを兼ね備えたところで子どもを育てるのは素敵なんじゃないかと。
そしてこのノウハウって、輸出もできるんじゃないかと。
でもね、でもね。