動詞の活用で体罰


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先日、体罰を撮影した動画が話題になっていましたが、それを見て、自分の高校の頃を思い出しまして。

僕の高校の頃の現代国語の狩野先生(仮名)は、副業で僧侶をやっていたにも関わらず、全く悟っていない人でした。

冗談半分で、しょっちゅう生徒をはたいていました。僕もよく叩かれました。

今思うとあれは、あの先生なりのスキンシップというか友情的な表現だったと思うのですが、いやー僕は苦手だったなあ。

すごくよく憶えているのが、動詞の活用を足立くん(仮名)がどうしても覚えられなかったときです。

とある授業で、狩野先生はひと呼吸置いて、

「足立、ちょっと前に来い」

と言いました。

足立くんは次に何が起きるのかにうすうす気づいていたのでしょう。これ以上はないというほどへっぴりごしで、教壇まで上がってきました。

黒板には、例の動詞活用、未然連用終止連体仮定命令が表になって書かれています。

未然ない う よう
連用た て ます
終止
連体とき
仮定
命令めい(命)

「足立、ここに立て」

と狩野先生は命令しました。

足立君が、表の前に直立不動で立ちます。

その瞬間!

狩野先生はやにわ、

「ない! う! よう! た! て! ます! まる! とき! ば! めい!」

と大声を張り上げながら、足立君の後頭部を掴んで、額を黒板にガンガン打ちつけはじめたのです。

いやもちろん手加減してですよ。でもあまりにもインパクトがありすぎて、思わず笑っちゃいました。足立くんも笑っちゃいました。臨兵闘者皆陣列在前かと思った。
そして、おもわず動詞の活用覚えちゃいました。あの瞬間クラスの全員が覚えたんじゃないかな。

狩野先生は、こういう言い方は誤解を招くかもしれないけど、周囲から「手を出すのが許されてるキャラ」でしたね。
ユーモアを感じさせる、というか、ゴジラが暴れてるだけだから仕方ない、というか、ラオウの暴力は背中で哭きながらやってるからアリ、というか。上手く伝わりますでしょうか……

ただ、僕はものすごく嫌いでした。先生の方も、僕のこと嫌いだったと思います。
パワハラと言ってもいい暴力は許すポイントをまるで見いだせなかったし、そもそもまるで言うこと聞かなかったから。
最後までひどいこともたくさん言われましたが、まあお互いさまってことで。不思議と恨みは全然ありません。

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