清里、とても良かったです。
8月末に行って来たのですが、空気がきれいで、猛暑もなく、蚊もおらず、快適でした。
清里へは東京から車で行きました。行きはスイスイでしたが、帰りは中央道の八王子付近が死ぬほど混んでいました。12時〜19時くらいを避けて走るのが吉なんだと思います。
前回の那須まとめでも書きましたが、この夏は7月半ばになっていきなり旅行(=暑すぎる東京からの脱出)を思い立ったので、行く場所や泊まる宿の選定に超苦労しました。
そしてそんな中、旅についてまとめたブログ記事のありがたさを痛感しました。やはりクチコミだけではなく、信頼できる情報を定期的に発信している人のちゃんとしたレポートは貴重です。
なので、いつか誰かの役に立つことを願いつつ、以下、清里で行ったところを簡単にまとめときます。
【目次】
● 小さく家庭的なホテル「オーチャードハウス」
● 娘大興奮の「メリーゴーランドカフェ」
● 地ビール「タッチダウン」
● 清里の名店、カレーが有名なパブレストラン「ロック」
● 柳生博&息子の雑木林「八ヶ岳倶楽部」
● 地元の人オススメの蕎麦屋「藤乃家」
● 今回の旅のベストスポット「吐竜の滝」
● 3時間かけて作るグラタン専門店「アミ」
● 超快適空間「キープファーム」と激ウマカレー
● 小さく家庭的なホテル「オーチャードハウス」
宿は「カントリーイン オーチャードハウス」というところをとりました。
避暑地のペンション、という感じの、プチホテルです。
入り口のラウンジには暖炉やソファがあり、くつろげます。
部屋も似たような雰囲気です。
モーニングとディナーがついてます。
両方ともヨーロッパの田舎風なコース料理で、自家農園のブルーベリーやハーブ、八ヶ岳の素材を使っているそうです。
子供にはキッズプレートを出してくれます。
食事の後は、暖炉でマシュマロを焼いたりして楽しめます。
このマシュマロの焼き方が、僕にとっては目から鱗でした。今まで何度もマシュマロを焼いてきましたが、完全に勘違いしていました。
本件については別記事で紹介しますので、そちらをご覧ください。いやびっくりした。
部屋やバスルームにキャンドルやアロマがあったり、オーナーが非常に丁寧に周辺の観光案内をしてくれたり、絵本がたくさん置いてあったりと、「家庭的」の名の通り、細かい気配りの効いた宿でした。
立地も良くて、観光スポット「萌木の村」まで、雑木林みたいな散歩コースを10分くらい歩いて行けるんですよね。朝の散歩がとても爽やかで気持ちよかったです。
リピーターの方もたくさんいるらしく、ラウンジでオーナーと気さくな会話を交わす家族を多数見受けました。
● 娘大興奮の「メリーゴーランドカフェ」
メリーゴーランドカフェは、名前から想像できる通り、メリーゴーランド+カフェなカフェ。
メリーゴーランドは、林の中にあります。
このシチュエーションだけで、もう勝ち組決定です。おとぎ話のような空間にうっとりしているうちに、1回300円というちょいと高め設定のメリーゴーランドに、何度も何度も子供を乗せてしまいます。
カフェも、いかにも避暑地にありそうな、落ち着いていて、ヨーロピアンな感じで、良かったです。
テラスもあります。このカフェは前述の「萌木の村」の高台にあり、テラスからはこの施設を一望できます。
フィッシュ&チップスとかBLTサンドとかカフェオレとか頼みました。どれも美味しくて、意外にも結構ボリュームがあり、満足でした。
● 地ビール「タッチダウン」
「日本最高峰の生ビール」と呼ばれているそうです。爽やかでコクがある。ドライではないですが、味の膨らみが豊かです。
清里にいる間は、毎晩飲んでました。
6種類くらいあって、たぶん全種類試したんじゃないかな? 個人的にはデュンケルが一番好みでした。
帰りにたくさん買って来て、まだ家の冷蔵庫にあります。
楽天でもセットが売っていました。
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● 清里の名店、カレーが有名なパブレストラン「ロック」
清里の象徴みたいになっているレストラン「ロック」。地ビール「タッチダウン」の醸造所もここにあります。つまり地ビール屋がレストランも開いている、ということもできます。
ロックは清里に最初にできた喫茶店だそうです。
一番の名物はビーフカレー。それ以外にも、ベーコンやソーセージ、地ビールなど、美味しそうな名物がたくさん。
店内は広くて明るくて、感じいいです。非常に賑わっています。
もちろんビーフカレー頼みました。
残念ながら、自分好みのカレーではありませんでした。コクがある系。ゴーゴーカレーみたいな。
僕は辛い系が好きなので……でもクオリティは高いので完食しましたが。
一緒に頼んだパスタ、ソーセージやベーコンやハム、地ビールは、自分好みでした。
● 柳生博&息子の雑木林「八ヶ岳倶楽部」
俳優の柳生博さんと、息子の園芸家、柳生真吾さんが丹念に手入れしてきた雑木林が特徴の「八ヶ岳倶楽部」。
子供もお年寄りも気軽に清里の自然を散策できるスポットとして最高だと思いました。
雑木林は無料です。小さくてすぐに一周できちゃうのですが、あまりにも気持ち良くて、つい長居してしまいました。
雑木林には、レストラン、雑貨屋、ギャラリーなどが併設されています。
全て柳生親子の趣味で満たされていました。
手作りの土っぽい一点ものがたくさんある感じ、ちと吉祥寺っぽかった。伝わりますでしょうか……
● 地元の人オススメの蕎麦屋「藤乃家」
「藤乃家」は、宿泊先のオーナーに「地元の人はここに行くんですよ」と教えてもらったお店です。
食べログには「場所無茶苦茶わかりにくい」みたいなこと書いてありますが、別にそんなことはなく、迷わず行けました。
お蕎麦は、美味しかったです。手打ちで、太さが不揃いでしたが、そこがまた良し。
味がどうのこうのというより、のどごしを楽しむ感じ。劇的に美味い!ということではないけれど、いくらでも食べられそうです。
そうそう、ここで、山梨のB級ご当地グルメ「甲府鳥もつ煮」を食べました。
味はまさに「甘醤油」という感じでした。B級グルメの名にふさわしい。
日本酒のおつまみなどに良さそうです。
● 今回の旅のベストスポット「吐竜の滝」
なんでここに行こうと思ったのか忘れてしまったのですが、ガイドブックなどでも特段大きく扱われているわけでもない「吐竜の滝」という滝に、スケジュールをむりくり調整して何が何でも行こうとしました。
結果、大正解。
無茶苦茶気持ちよかった!
最寄りの駐車場に車を止めて、歩くこと10分くらい。
なだらかで幅の広い道が続く雑木林で、4歳や1歳も楽々歩けました。
そして滝!
元々僕は滝好きで、何かというと滝に行きたがります(例1、2)。
今回の滝をひとことで言うなら、「爽やか」。
明るくてフレッシュで、確実にマイナスイオン的な何かが出ていそうな滝でした。
滝でのお約束、足ひたしもやりました。
5秒とつけてられないほど水が冷たくて、身体が清らかになっていくようでした。
● 3時間かけて作るグラタン専門店「アミ」
清里駅のそばにあるグラタン専門店「アミ」。
なんとホワイトソースを3時間かけてつくるのだそうです。
グラタンのほうとうなんてメニューもありました。さすが甲府。
これが大変に美味かったです。8月限定メニューなのかもしれませんが、定番にしてもいいくらいの美味さだと思いました。
店内の内装や外観は普通。
ホームページを全部プリントアウトして縦長に貼っていたりするところなど、とても郊外っぽかったです。
● 超快適空間「キープファーム」と激ウマカレー
これも清里の象徴みたいになっている清泉寮の一区画。
夏の青空と入道雲を背景に、緑の牧草地が広がっていて、これぞ清里! とても気持ちのいい場所でした。
キープファームでは、乳絞りをしたり、バターを作ったり、トラクターにのって牧草地を一周したり、散歩したり、清泉寮ソフトクリームを食べたりしてました。
スタッフは全員農学校生徒らしくて、「リアル銀の匙だ!」と興奮しました。顔つきもなんだかみんな銀の匙っぽかったです。
みんなが絶賛する清泉寮ソフトクリームは、僕的にはちょっと甘すぎてイマイチでした。
しかし! カレーが猛烈に美味かったです!
「ハーベストカレー」という、野菜カレーです。牧場なのですが肉はなしw 全て無添加の野菜を10種類以上とかしこんでいるそうです。
全体的に、今回の清里は、那須に比べると「なにこれ美味い!」というのが少なかったのですが、このカレーは別格。超美味かった。味が豊かかつピリリと辛い。スッキリさっぱりしているニュアンスもあって、いくら食べてもお腹が重くならない。
これを、テラスで自然を眺めながら食べるのが、最高でした。
今回の清里旅行でのベストフードだったわ。
● まとめ
とにかく気候の良いところでした。涼しくて爽やか。8月は清里だって暑いし蚊もいるという話をときどきネットで聞くのですが、どうなのでしょうね? 少なくとも僕の行った8月25日前後は、まさに避暑地といった感じでした。
レストラン関係は、実は名店がたくさんあるらしいので、今度行くときまた開拓してみたいです。