先日、吉祥寺ユザワヤを改装て誕生した「Kirarina」に行ってきましたので、簡単にフォト・レポートをしたいと思います。
……というのは実はどうでもよくて、僕が本当に語りたいのは、はるか昔のこの場所に何があったか、ということだ。
今でもあれは夢か勘違いだったんじゃないかと思う。しかし一方で、あれが、走馬灯のひとコマにもきっと出てくるだろうというくらいにくっきりと僕の記憶に刻まれているのも、確かなのだ。
僕の頭に残っているそれを、インターネットでさらせば、「あー覚えてるそれ!」という同士や、僕よりも遥かに正確に状況を説明できる人、写真で記録してる人などが出てくるかもしれない。この一見ゆるふわなフォト・レポートには、そんな計画というか、戦略というか、期待というか、祈りというか、そういう野望が散りばめられている。
それと、これは意図したものではないのだが、吉祥寺への愛みたいなものも散りばめられている。まあ故郷ですからね。
(これがKirarinaの入り口。Kirarinaのロゴ。)
あれはいつのことだったのだろう? 1980年代の半ばから後半、もしかしたら1990年代だったかもしれない。
今やKirarinaと化したこの場所は、かつて短期間、巨大な廃墟のようなゲームセンターだったことがある。
誇張ではない。本当に廃墟のようだったのだ。