その昔『オメガトライブ』(と続編『オメガトライブキングダム』)というマンガが大好きでした。
テーマは「人類の進化」。または「人類の次の地球の覇者を巡る争い」。
いろんな種族のポスト・ヒューマンたちが争うというマンガで、種族によって、「武力」を使ったり、「権力」を使ったり、「経済力」を使ったり、「宗教」を使ったり、「精神力」を使ったり、と、この社会を構成するいろいろな要素をフル活用して総力戦が入り乱れているのが、魅力的でした。
Omega tribe
玉井 雪雄 (著)
なんたって目指すところが「進化」ですからね! スケールのデカい中二病という感じで、僕のツボにピッタリでした。
そのOMEGA TRIBEの作者が、ですね。
制作ノートみたいなのをブログに書きつけていたのを発見して、今サービスリリース直前でクソ死ぬほど忙しいってのに、ひとり興奮しているのです。きゃーきゃー!
7年間描いてきた「OMEGA TRIBE」が完結した。
7年といっても準備に1年。さらに遡ると最初のプロットは前作の「IWAMAL」の前
に書いたので11年と言ってもいいかもしれない。
少なくとも11年間にわたり頭の領域の一部分はたしかにOMEGAに占められていた
のだ。
その領域がこれからすっぽりと機能しなくなると言うのは不思議なものだ。ハー
ドディスクなら一発で消去できるのだが人間はそうはいかない。よって、少しずつ解体していこうと思う。だからこれは解説ではなく解体なのだ。
熱い! やはり作者としては作品ひとつひとつに特別な思い入れがあるものなのですね!
それが嬉しい!
今は読む時間がないので、とりあえず別タブで開いておいて、後日じっくりと読みたいと思います(こうやって開きっぱなしのタブが増えていく)。