日本のライトノベルが原作の、トム・クルーズ主演ハリウッドSF大作『ALL YOU NEED IS KILL』。英語名は『Edge of Tomorrow』。
これを試写で観に行けるチャンスに恵まれたので、行ってきました。
実は僕は、原作のラノベは読んだことがありません。でもラノベを『DEATH NOTE』の小畑健がコミカライズしたものは、ヤングジャンプで読んでいました。
例によって、小畑健はあまりにも絵が上手すぎました。一気に引き込まれ、短期集中連載ということもあってテンポもよく、最後まで大変に楽しめました。ラストだけちょっと「?」だったけど、そんなことは関係ない。とにかく面白いマンガでした。
これを、ハリウッドが映画化する。
比較的小ぶりな元の作品の世界観やストーリーが、大幅にスケールアップするのだろう。
SFXも多用されリアルさが増し、迫力満点になるだろう。
それに、なんといってもトム・クルーズ主演だ。こんな大物を起用するからには、他の部分も力が入っているに違いない。
でも……
もしかしたら、全てが台無しになっているかもしれない。具体的に作品名はあげませんが、アレとかアレとかアレみたいに、アメリカンで大味で、誰にでもわかるアクションとSFXばかりが強調された駄作かもしれない。
そんな期待と不安を胸に、僕は雨の中、試写会会場に向かいました。
試写会室は満席で、臨時の椅子も駆り出され、ぎゅうぎゅう詰めでした。
やっぱヤンジャンの小畑健のマンガが効いてるんじゃないかなあ。ああいうプロモーションはすごくアリだな、効果的だな、と思いました。
少し待つと、部屋が暗くなり、上映が開始されました。
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(以下、深刻なネタバレはありませんが、感想にはなります)