ちょいちょい小鳥ピヨピヨにも書いていますが、元々島本和彦は大好きです。
当然『アオイホノオ』もコミック単位でリアルタイムに追ってる派です。
アオイホノオ
島本 和彦 (著)
ですが、いや、だからこそ、『アオイホノオ』のドラマ版には特に興味を抱いていませんでした。あのマンガの無駄な熱さ、空回りする(大変共感できる)青春はドラマじゃ表現できないだろう、と。
私が間違っておりました。
魔界といっていいほど複雑な「ひかりTV」のUIを友人の助けを借りてようやくクリアして見てみたドラマ『アオイホノオ』は、進撃の巨人の諫山創さんの言うとおり、異常なほど面白いドラマでした。
大変申し訳ございませんでした。この場をお借りして関係者のみなさまに、僕の偏狭な偏見をお詫び申し上げます。
マンガのあの独特な面白さを、これほど見事に実写にされていることに、尊敬の念を禁じえません。
でも、主人公が若き日の島本和彦をモデルにしているということを知らないでこのドラマを見ても、果たして面白いものなのかな……そこがちょっと疑問です。それオープニングとかで説明した方がいいんじゃないですかね?
島本和彦と庵野秀明は、実際に大学の同級生でした。その時のことを語り合う対談を、以下に貼っておきますね。実話なトコが混じっているとこが、このマンガの魅力のひとつなので。
島本和彦と庵野秀明が大学時代を語った対談記事(Newtype1985年7月号)
このドラマがあと何話続くのかわからないのですが、とにかく明日からはガッツリ鑑賞させていただこうと思います。楽しみです。