今この瞬間、電車内で、僕の目の前に、
「僕のパパが一番!!!」
と叫んでいるおじさんがいる。
自分の子供についての、昔の一番素敵な思い出を思い出しているのだろうか?
それとも、自分が子ども時代に戻っているのだろうか?
どうしてそんなことになっているのだろう? 会社で辛い目にあったのか、リストラされたのか、再就職先が見つからないのか、事業の資金繰りに失敗したのか。
いずれにしろ車内でそんなことを叫び続けているのは明らかにおかしなことになっているのだけど、その背景を想像すると、なんか物悲しくて、単純に笑えはしないなあと思いました。
でも、こういうものを上手に「笑い」に変えるのが、本当のお笑いの力なのかもね。
「不謹慎だ!」と叩き潰すのではなく、「ひでえなw!」と思わず笑っちゃう。松っちゃんならこともなげにできちゃうのかな。