それって一瞬「事実」みたいに聞こえるけど、よく考えてみると逆に強く「主観」って言ってない?
見聞きしてるだけの現実は、自分の感覚器を通して入って来てるだけの情報だから。
面白い表現だなあ。パラレルワールドSFみたいで、考えれば考えるほど味わい深い。
誰もが「私の見聞きした現実」の中で生きている。それぞれの人の「見聞きした現実」は、それぞれの人の感覚器を通して入手した情報だから、その感覚器の位置や調子によって、入力される情報は違うはずで、だから現実も人それぞれなのに、僕たちはまるで共通項があるかのように日々コミュニケーションをとり、振舞っている。
もし、互いが「現実」だと信じていることを覗き見ることができるようになったら、どうなるんだろう?
どのくらい違ってて、どのくらい驚くだろう?
まあおじさんには、とにかく声を大にして言いたいことがあったようです。人には必ず諸事情があるのですね(あれ? 昨日と同じ話をしている?)。