友人からオススメされて、このたびAmazon限定で発売されたビール「月面画報」を、夜11:30ごろ、家でひとり静かに飲ませていただきまして。
[Amazon.co.jp限定]ヤッホーブルーイング 月面画報
製造元は「よなよなエール」のヤッホーブルーイング。
よなよなエールに関しては、マニアと言ってもいいほど好きな友だちがいまして、その人と家飲みするときによく飲む機会に恵まれます。そういえば楽天の「よなよなの里」から頻繁にメルマガも届いてますね。ちと頻繁すぎる気もしますが。
しかし。
この「月面画報」は、よなよなエールとはまた趣の異なる、不思議な味でした。
まず「甘い」。柔らかい甘さ。敢えていうとバナナからバナナくささを抜いたような甘さです。
そして、クリーミーな後味が結構口の中に残ります。
なんか、心が内向きになっていきます。夜11時のせいでしょうか? いや、僕は基本的にはお酒を飲むと元気になるタイプだし、他のお酒、例えば先月飲んだボジョレーヌーボーとかだと、
同じような時間帯に同じように一人で飲んだのに変にテンション上がってフィンガータットの特訓をはじめたりしてたので、
時間のせいじゃなくて、この月面画報の特徴なような気もします。
さすがAmazon限定で売るだけある。
さすが不思議な名前だけある。
夜に家でひとり静かに読書するときに最適化されているビールな気がしました。
そんなチューニングできるの!? って気もするのですが、僕もまんまと同じような気分になり、買ったまま放置していた『ヤル気の科学』をとうとう読みはじめ、
ヤル気の科学
イアン エアーズ (著), Ian Ayres (原著), 山形 浩生 (翻訳)
「へー!」ボタンを連打したくなるような新しい発見がてんこ盛りの本でありながら、ついに最後までヤル気は出ず、「ダイエットに成功する人は多数いるけど、そのうちのほとんど全員が2年以内にリバウンドを経験する。よほど戦略を練らないと、リバウンドからは逃れられない」というダークな章を読み終えた辺りで、
まるで月面にいるかのような静かな心持ちのまま、
寝入ってしまいました……
美味しかったです。もしエール好きなら、ぜひ一度お試しください。