ニフティの採用ページに、僕のインタビューが載りまして。
客観的に読むと良記事だと思うのですが。
でもほら、僕、辞めた側の人間なんですよ。もう何年も前に。
採用ページにわざわざ辞めた人のインタビュー載せるのって、クール通り越して「大丈夫かな?」って不安になっちゃうレベルで。だってねえ、なんで辞めたかって話しづらいっていうか、ねえ。
インタビュー(といってもプロのライターじゃなくて元後輩。僕がニフティ在籍中は経理部)にも何をどう話していいものやら迷ったんだけど、気がついたらとにかく目の前の元後輩を楽しませることだけに集中していて。
まるで昔に戻ったようで、相当楽しくおしゃべりしまして。
そして出来上がってきた記事を読んでみたら、決して公になってはならないことばかりが書いてあって「オレこんなことしゃべってたのか!」と顔が青ざめて。
どうせヤバい箇所は編集側で削除するだろうと思ってた。甘かった。全部載ってた。
でも僕に編集権があるわけでもないし、とにかく原型を留めたまま、ヤバくてもできるだけ残して、でもヤバすぎるところは消したり誤魔化したりして。
それで昨日公開されたら、超後悔!
写真が! 調子乗ってる!
いや、今回に限らないのだけど、写真撮影のとき、ついサービスしちゃうんですよね。きっと楽しい写真が欲しいんだろうなと思って。
で、いざ掲載されたものを見ると、単に調子乗ってるヤツの写真みたいに見えて仕方ないっていうか……今回もそのパターンで。
もっとまっすぐしてればよかったかな……でもニフティ側からすると、やっぱ楽しげな写真のほうが良かったんだろう、きっとあれで良かったんだ、と言い聞かせています。
それにしても、やはりニフティはいい会社ですね。今回の企画も、ガッツリと採用ページを作るプロがプロ意識出して隙なく編集して……じゃなくて、完全に手作りですからね。そして出てるのは辞めた人間。懐が深いです。
聞いたところによると、出戻り社員も多いのだとか。そりゃあこれだけ安全に大胆なチャレンジができる会社、そう多くないですからね。湯冷めして、はじめて有り難みがわかるみたいなこともあるのだと思います。
それと、インタビューは、なんだかんだいって、僕が社会人になってからの半生を、しっかりと要約した内容になっています。学生が
「ニフティに入社したい!」
と思う契機になる発言ができているかどうかは自信ないのですが、
「なるほど、社会人になって10年くらいは、たとえばこんな感じなのか」
というシミュレーションの参考にはなるとは思います。
まあ、要約すると、照れているわけです。
さんざん言い訳できたので、リンク貼っときます。以下です。
もしご興味があればご笑覧ください。
実は「社長に直談判」もオッケーな会社:卒業生インタビュー:採用情報:ニフティ株式会社
反論―ネットワークにおける言論の自由と責任
ニフティ訴訟を考える会 (編集)