僕はダンスが好きでして。
自分でももう20年以上やってるし、観るのも好きです。
かなり色んなジャンルを渡り歩いてきているし、修行というか遊びというか、とにかくダンス目的で、世界のあちこちも巡ってきました。
だから、ダンスに関しては、かなり頑固な哲学を持っています。そして、嫌な感じに目が肥えていて、他の人が「格好いい!」というダンスに対しても、なかなか素直に首を縦に振ることができません。面倒くさいんです。
その僕が、言います。
レオナルド・ディカプリオ、ダンス上手いよ!
彼がダンスを披露したのは、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の中。
なんと、ディカプリオのダンスのベースは、ついこの前もグダグダ長々とお話した、ロボットダンスです! 映画の中ではここは「パーティでバカ騒ぎして暴れてるシーンなのですが、けど、この動きの一つ一つは、実はそれなりに時間をかけないと体得できない動きなのです。
しかも付け焼き刃的に習ったようでもなく、ちゃんと自分の動きとして体得しているし、振り付け風でもなくアドリブでフリースタイルで踊っているのです。
もうびっくりしたわ。どういうことなの!?
- ディカプリオくらい名優になると、どんな動きも「演技」の枠内でできてしまう
- 実は一時期ダンスにはまってた
- このシーンのためにダンサーについて特訓した
- 趣味で、YouTubeやクラブなどで見た動きを延々と自宅で再現特訓していた
僕の見る限り、一番可能性の高いのは、実は2か4なのですよね……1にしてはあまりにも身体に馴染みすぎた動きだし、3は、この映画のこのシーンでここまでマニアックな動きを見せる理由が全然ない。
観たい? 観たいですよね。こんな感じです↓
ね? なんといいますか……「ハリウッドでも指折りの人気俳優が、こんなムーブできる必要全然ない」と思いません?
ユラユラと揺れてるか、EXILEだかちょっとしたヒップホップみたいなダンス踊ってればいいはずなのに、よりによってここまで完成されたロボットダンスってwww
思わずビデオを巻き戻して五回くらい観ちゃったし、ここで映画を観るのを一旦中断して寝ちゃいましたよ。僕の中の満足ゲージがマッドマックスに達したんですね。
レオナルド・ディカプリオと言えば、自分の公式サイトとどっちがメインかわからないくらい力入ってるエコサイトを運営していたり、Twitterのプロフィールも「Actor and Environmentalist(俳優 兼 環境活動家)」だったりと、僕の中では昔からずっと注目株なのですが、このダンスの一件で、ますます目が離せなくなりました。
レオ様大好きです。