2015年、いちばん良かった記事はこれ


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ギズモード戦友の大野くんから、今年面白かった記事をピックアップするバトン「ハイパーリンクチャレンジ2015」が回ってきました。こういうのは大好きなので、乗っからせていただきます。

Hyperlinkchallenge2015120901
写真には特に意味はありません。今の机の上です

大野くんの書いたのは「テクノロジーが、好きなんだ。大野がいちばん印象に残った記事」という記事。大野くんらしい。
ハイパーリンクチャレンジ2015の概要とルールはこんな感じ
他人の記事と自分の記事を一本ずつピックアップする、という感じですかね。

さて、さっそく行ってみましょうかー。

 
【印象に残った記事(他人版)】

実は個人的に、今年はとにかく、ネットのテキストを読みまくった年でした。9.11とか3.11のときに匹敵するくらい読んだんじゃないかな。
理由は、僕が文章を投稿するサービスShortNoteを開始したからです。ShortNoteに投稿されるテキストや、バランスをとるために他サイトのテキストを読みくった結果、だいたい夜にはモノが二重に見えるというくらい目を酷使してしまいました(これは反省点)。

だから、読んだものは99%忘れているのですが、心にしっかりと食い込んだ名作もたくさんあります。
しかし……今回はそんな中から敢えて、「非常に珍しい」タイプのテキストを選ばせていただきます。
何度読んでも、こんなスタイルがこの世にあり得るということが、なかなか納得しきれません。これです↓

 
 
教えてやるよ、本物の暴力ってやつを:整数

 
 
このテキストの凄まじいところは、「何の情報も入ってない」ことです。
全く意味なし。
少しも役に立たない。
完全なる無。

それなのに、単純に筆力だけで、スマホで読むにはキツいくらいの結構な長文を、グイグイと一気に読ませてしまう。町田康のテースト・オブ・苦虫に似てますが、なんというか……もう読んでもらうしかありません。

僕は「こんなんアリかよ!」と、こいつに圧倒され、同時に開放されました。
どうもメディアやサイト運営みたいのをしていると、(ブログ書くときでさえ)、効果的に文章や写真といった情報を並べて相手に伝えるとか、こういうテンプレで書くとウケそうとか、逆に自分の言葉/スタイルにこだわるとか、そういうことを無意識に考えてしまいがちなので、上記テキストのもつ「別になんだっていいじゃん、楽しくやろうぜ」という空間の広さには、だいぶ心が洗われた気がします。

でもまあ今年は、ネットの名記事にたくさん出会えました。最後まで悩んだのは、以下の記事です。
ShortNoteにも名作がたくさんあったのですが、敢えて外しました。この記事の下の方にそこへ至るリンクを貼っておくので、ご興味あればぜひご覧くださいませ

「ヤフージャパン一人勝ち」と「報道記事の買い叩き」がステマ横行の原因:やまもといちろう
いじめられっ子が逃げない理由:星井七億
マンホールをプラ板にしたら5歳の娘が大喜びで駆け出した:ドアラジオ
バツイチの彼氏とナカムラさん:恋愛神ヨッピーの恋愛相談
新人プロブロガー清原和博さんに贈る、ブログの向こう側にある金を獲得していくためのブログ錬金術指南の巻。:フモフモコラム
あなたを忘れない。夜空に瞬くTwitter歴代キラキラアカウントたち:外資系OLのぐだぐだ
コーランについて解説していく:不思議.NET
よくわかる、なぜ「五輪とリエージュのロゴは似てない」と考えるデザイナーが多いのか?:深津貴之
謙虚でない時代:原島博
任天堂・岩田社長が語る「DeNAとやりたいこと」:日経ビジネス
分散メディア革命/NowThis News が示す Webサイト消滅への道:藤村厚夫 Media Disruption

多くてすみません……本当に今年は読みまくったのです……

それにしても本当に、文章に限らず、プロではない人のクオリティ高いコンテンツやそれを拡散する仕組みが増えました。EPIC2014の世界まであと少しなのかもしれませんね。
もちろん既に、アフィリエイト、GoogleやYoutubeの広告料シェア、cakesやニコニコ動画のようなチャレンジは多数ありますが、まだ「マッチング」と「対価を提供する仕組み」が不十分。この辺りを整備することこそ、僕らサービス企画屋の長期的な使命だと感じております。
モノや体験にはお金が出やすいのですけどね。どうしたらネットコンテンツの作者たちに、よりベターな還元ができるのか。それは金銭に限らないのかもしれませんが、「もう一歩先に何かないのかなあ」といつも思っています。

 
【印象に残った記事(自分版)】

うってかわって自分について。
今年は去年の悪夢がウソのようにいいことがたくさんあった年でして、それをじっくり味わってたせいで、あまりアウトプットがないのですが……その中でも「印象に残った」のは、以下の記事ですね。

 
 
村上春樹「村上さんのところ」から返事が来た!!! :小鳥ピヨピヨ

 
 
今年の第一四半期はずっと村上春樹のターンでした。僕もどハマりし、期間限定Q&Aサイト「村上さんのところ」の名言をはてブしまくったりソーシャルにシェアしまくったりしてました。
村上春樹関係の記事もたくさん書きました(例えば「村上春樹は奥さんについて語るとき、異常に面白い」とか)が、そんな中でも、上にあげた記事というか出来事には、本当に驚きましたね。短い返事だったのですが、今後の人生の方向性を決定づけるような本質的なことが書かれていました。「何故あなたは僕のことがそんなによくわかるのですか?」って感じ。きっと返事をもらった多くの人がそう思ってるんだろうなあ。

他には、今までTumblrで「えいっ」というコーナーでやっていた一筆書きのような文章を、ShortNoteに書くようにしたのも、自分的には大きかったですね。
実際、時間をかけて書いたものより、一筆書きのように一気にタイプした文章の方がウケがいい場合は多々あります。例えばこういうの。

自虐と卑下の違い
男性の八つ当たりについての、未検証の仮説
エログロの人々は日々戦っている

ただやはり書き手としては、時間をかけたものが評価されたいものではございます。「スッキリとした文章」を「村の鍛冶屋のようなトンカチ仕事で」書くのが、今後の僕の目標です。

 
【バトンを渡す4人】

以下の方に、「今年印象に残った記事」を聞きたいです!

やまもといちろうさん(最近はYahoo個人が主戦場?)
F.Ko-Jiさん
灰色ハイジさん(本体ブログははてなの方?)
白坂翔さん

なんてバラバラな4人! どんなテキストを推薦してくるのか、楽しみです(テキストじゃないかも)。

 
【最後に】

自分が関わっているということを抜きにして、ShortNoteには本当にクオリティの高く短いテキストがよく投稿され、毎日のように驚かされます。
色んな方法でリストアップもしているので、興味があったらぜひ見てみてください。

MVN(月間最優秀ノート)
第一回エッセイ大賞
ShortNoteだより(週1で発行しているメルマガ)
日毎の人気リスト

● ハイパーリンクチャレンジ概要2015年、いちばん印象強くエグられた記事/佐藤慶一 より):

【開催趣旨】
「SEOでは計れない、価値がある。」
「ウェブだって、すごいんだぞ!」
「ウェブメディアだって、むくわれたい。」
現状ではウェブメディアに対するアワードがない。しかし、作り手は日々葛藤しながら多くのコンテンツを作り出している。それらが時代の流れに乗って刹那的に消費されるだけではなく、その年ごとの記録を残すことで、資料的価値を持たせる(映画の「日本アカデミー賞」、ユーキャンの「流行語大賞」、書店員が決める「本屋大賞」をあわせもったイメージ)。
アワード形式にすることで、担当編集者・ライターを表彰することも目標のひとつ。

【概要】
・その年(前年12月〜本年11月)までに公開されたウェブコンテンツから印象に残った記事を2本だけピックアップする。1本は自らが執筆・制作に関わった記事、もう1本は他媒体で公開された記事とする。
・参加者はそれぞれの記事を選んだ理由を、ブログやSNS等にまとめて発表する。選考した理由もあることが望ましい。また、次にチャレンジを受けてもらいたい人物、印象に残った記事を聞いてみたい人物も2人〜3人程度指名する。なお、指名がなくとも、開催趣旨への理解があれば自発的な参加も歓迎する。
・記事制作後、次のハッシュタグを付けてTwitterにて報告ポストを投稿する → #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け
・なお、「孫まで届け」には、いずれ日本のソーシャルヒーロー孫正義さんまで参加してくれたら嬉しい、孫の代まで読まれていきたい、参加していただいた方に“ソン”はさせない、という気持ちが込められている。
・投票は、12月20日を持って集計〆切とする。

【評議会】
本年は(言い出しっぺの)下記4名により評議会を開催。有効得票数による部門別アワード(※予定)と、印象に残ったコメントをピックアップして(何らかの形で)報告する。
・長谷川賢人
・藤村能光
・鳥井弘文
・佐藤慶一

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