と、年末年始に改めて思ったわけです。
骨!? パンダ!? キティ!?
全く権利関係に接点がない他人気キャラとのコラボも余裕。しかも相手のグッズを身に着けてる。
見習いたいものです。
あとついでなので、007とスターウォーズ7の感想を簡単に書き留めておきます。
両作とも、とてもお金と技術とセンスと情熱と時間が注ぎ込まれていて超大作。面白さのK点は余裕で超えているトコには拍手を惜しみませんが、個人的な感想としては「怯えてるなあ」という感じを強く持ちました。既存のファンからブーイングされないように、批評家からブーイングされないように、観客からブーイングされないように、怯えて怯えて、ブーイングされそうなポイントをひとつひとつ潰して漏れなく作品にブチ込んで、誰からも嫌われないようにしたな、と。そしてそのせいで、残念ながら思う存分楽しむことができませんでした。
この「怯えていた」をマーケティングというのかもしれませんが、個人的には、マーケティングニーズを丁寧にすくい上げて作る作品よりも、世間の予想を越えようとしてくる作品の方が好きです。今年の例だとマッド・マックスとかチャッピーとかスヌーピーとか(スヌーピーは本当に素晴らしいです)。
(たぶん来年以降になる)エヴァンゲリオンの最終劇場版が同じ罠に陥りませんようにと、切に願います。