それは、家で妻と都知事選の話をしていたときのことでした。
「うーん、難しいね……」
「今回はいったいどうしたらいいのかね……」
そこに、娘(4歳)がやってきました。
大人の会話に加わりたくて仕方がない時期です。
娘:「どうしたの?」
妻は、一応説明しました。
とはいえ、子どもに選挙のこと、ましてや今回の都知事選のことなど、説明できるわけもありません。なんとなくです。なんとなく、それっぽいことを話しただけでした。
ところが。
娘は真剣に聞いて、それから、無邪気な顔で、こう返してきたのです。