今まで「企画屋」とか「ディレクター」とか「編集」とか「プロデューサー」「製品サービス」「マーケティング」とか言ってて、今は「シニア・ディレクター」になっていますが、どうもピンと来ないなあと思っていたらこんな記事を発見し、ああ、これまさに自分がずっとやってきていることじゃないか、そうか、自分は「プロダクト・マネージャー」だったんだ、と膝を打った次第です。エウレーカーエウレーカー!
エンジニアと健全なバトルをしてますか? Increments 及川卓也が語る優秀なPMの条件より:
「私が考える(プロダクト・マネージャーの)定義は、プロダクトチームを組織し、製品開発を成功に結びつける中心的存在といえます。具体的な役割は、ユーザーに価値を提供できるプロダクトがどんなものかを定義して、それをエンジニアやデザイナーといったチームメンバーに共有すること。」
「プロマネは、実際にプロダクトの仕様やデザインが決まって、実装のフェーズになってからオペレーションを回していく役割です。 ですので、プロマネの役割はPMの役割のなかに含めるのが妥当だと思います。わかりやすく一番違うのは、PMは最初のアイデアの部分を担っているかどうかだと思います。」
「純粋なサービスとしてだけでなく、ビジネスとしてどれほどの成果が出せるのか、会社や組織にとってどんな意義のあるものなのか、事業サイドとの折衝を行うこともPMならではの役割と言えますね。」
今まで「肩書なんてなんでもいいよ」というスタンスで生きてきましたが、他の方が僕をどなたかに紹介してくださるときに、どう紹介していいかわからず困っている様子や、自分でも自己紹介がモゴモゴしてしまい、何かいい肩書ないかなあ、と、迷っていたところでした。
最近はみんな、困りすぎて、僕のことを「ブロガー」とか「黒歴史の帝王」「我が名は魔性の人」「ラッパー」「ダンサー」とか紹介しはじめていますからね。危なっかしいです。
この「プロダクト・マネージャー」という職種は、現在育てていこうという機運があって、勉強会やイベントも行われているそうですね。
僕は、(優秀かどうかはさておき)正確には17年、自分の意識としては20年以上こればかりやってる自負だけはあるので、どこかで何かお役に立てることもあるかもしれません。
ただ、ひとつだけ。
「マネージャー」という言葉が気になるんですよね。日本だと「管理職」や「進行管理」みたいなニュアンスが出やすいので……
確かにそれは大半の時間を占める仕事ではあるのだけど、この仕事の肝を表現してはいない気がするのですよね。
あと、世間に浸透している言葉ではないので、そのまま自己紹介では使えませんね。「プロダクト・マネージャーって何してるんですか?」って聞いてもらえれば、話を広げやすいですが。
でも、今までの中では一番ピンと来る肩書でした。
さて、さっそくプロフィールを書き直してこよう。