参った。Twitterのテンプレである「〜とマックで女子高生が言っていた」を使って投稿したら、どうやら親しい人が何人か、本気にしたらしい。
原因は、わざとじゃないけど、全て僕にある。なぜなら過去に大量に、「過去にタリーズでこんなことがあった」という、あり得ないバカ話を投稿したことがあるから。
でもね。
タリーズは、本当なの。あれ現実。
マックの女子高生は、テンプレ。
言いたいことをテンプレ化すると、言いたいことが「誰が言った」という属人的な要素から開放される。シニフィエがシニフィアンっぽくなる。
だから、いつもの自分のキャラと違うことを言いたいときは、テンプレを使ったほうが、素直にそのまま伝わりやすくなる。
テンプレトークって、時にとても有効なんですよね。ひと昔前の2ちゃん用語だけでの会話や「やる夫で〜」シリーズもそう。
しかし。
だがしかし。
僕みたいな別次元との狭間に生きているようなネタホイホイの人種は、ネタ系のテンプレ使ってもそれが事実と思われがちだから注意!、って、このたび理解しました。
オオカミ少年と逆ですね。
少し脱線しますが、いつも役立つことを言っているような、キュレータータイプの人がフェイク・ニュースをシェアした場合、他の人よりも罪深さが大きくなるのも、この理由だと思います。閑話休題。
まあ、僕がいいたいのは、タリーズ事件簿の数々は全て事実だし、会社が引っ越して、最近あまりタリーズに行けてないので、なかなかタリーズ事件簿を更新できずに大変申し訳ございません、ということです。
先週スタバで仕事していたら、なるみんから「いちるさんがスタバにいるなんて(ありえないし許せない!)!」というメッセージが飛んできたときはびっくりしたなあ。たまたま偶然発見したらしいんだけど、GPSでも埋め込まれているのかと、上着やカバンを降ったり身体をさすったりしてしまいました。
p.s.なお、問題となった投稿内容は、以下の通りです。
「パクリ問題は根絶がすごい難しそうだから、ブロックチェーン的な技術を全コンテンツに埋め込みパクリ履歴を間違いなく追えるようにして、かつ、10円とか100円くらいの支払いで誰でも簡単に自由にパクれるようにした方が良いんじゃね?」とマックで女子高生が言ってた。
すると、「ダンス動画のステップや振り付けにも、ブロックチェーンの技術でパクった人に少額課金を……」と別の女子高生が言い出したので、ブロックチェーンすごいなと思った。
ブロックチェーンを組み込めばやりとりを記録できるし、マイクロペイメントにも向いている。今Webメディア周辺で起きているパクり問題だけではなく、今までパクられ放題だった「アイディア」や「ダンスの振り付け」みたいなものにも、課金可能性が出てくる。実現の道のりは遠いですが、パクりパクられのイタチごっこを何十年と続けるよりも前向きだと思います。
でもやっぱこういうことは、僕が言うより、マックで女子高生に語らせたほうが説得力ありますねw