長女が次女と遊んでいて、怒っていました。
「どうしたの?」と聞いたところ、こんな返事が。
「あのね、お姫さまごっこをしていたのに、次女ばっかりお姫さま役で、わたしにメイドの役ばかりやらせるの!」
ああ、優しいお姉ちゃんだね。本当は自分もお姫さまをやりたいのに、妹の言うことを聞いてあげ続けていたんだね……
父としてはウルッと涙腺がゆるんでしまったので、ついでに、少しでも長女の慰めになるならと、この世の真実を教えてあげることにしました。
「あのね、実際にはね、お姫さまよりも、メイドの方がずっとモテるんだよ」
長女はまったく合点がいかない様子でした。
この世界は複雑だね。
そして、この後すぐに、(いつものように)2人ともお姫さまになってベッドで飛び跳ねてました。
幸せな光景です。