ただただひたすらに洒落ている以下のムービーに、エキストラとして参加しました。
これは以前も紹介した、ダンスから音を生成するアイテム「MOTION SONIC PROJECT」のプロモムービーです。
(そしてこの記事は、MOTION SONIC PROJECT全体の頑張りを観察し応援すべく書かれたPR記事です)。
アイテムは、見た目が以前より格好良くなり、
現場での撮影時にs**t kingz(シッキン)さんたちがデモしたり踊ったりするのを見る限りでは、ダンスの動きをより細かく拾うようになっていました。
ムービーでは音楽に合わせてシッキンさんが踊っているように見えますが、実際にはシッキンさんのダンスに合わせて、音や音楽がその場で生成されています。
たぶん、あの場にいたほとんどの人は、シッキンさんが踊ってるシーンの曲はDJが流していると思っていただろうし、僕もMOTION SONIC PROJECTの詳細を知らなかったら、すっかりそう思い込んでいたでしょう。そのくらい一致していました。
格好良すぎるだろ。
もちろんこれは、今回の動画撮影向けにチューニングしたからこそできた技であって、たとえば僕が今これを手首に巻いて踊ったとしても、ここまで綺麗には音楽にはならないのでしょうが……でもここまでくれば、あとはもうバランス調整やバリエーションを増やすだけじゃないでしょうか?
さて、上記ムービーの中で、僕は、フロアで踊る一般ピーポー役で出演しています。
この短い動画を撮るために、代官山unitが丸一日貸し切りになり、十数人のスタッフと、数十人のエキストラが集められました。
エキストラは、その辺のクラブやダンススクールからかきあつめてきた、いわば本職のクラバーたち。
若者たちがクラブっぽい方向でめいっぱいドレスアップしてきていて、2017年現在の、このジャンルでのファッショントレンドを思う存分堪能することができました。黒一色やラメ入り生地、ドレス、ライダーズジャケ、破れたTシャツ、キャップとビッグサイズのトップス、クッキリしたメイク。90年代初頭あたりが再ブームの予感なのでしょうか?
あと、話題のモデルやダンサーやYouTuberやらが、たくさん来ていました。
知らない人をあまりフィーチャーしてもただのデータベースみたいなので、印象に残った人だけを羅列すると……
すごく普通なのになぜか目立って、ついつい何度も見てしまった子は、あとで調べたら辻千恵さんというモデルさん、一方、わかりやすく大変な存在感で女神のように君臨していたのは、川口カノンさんというモデルさんでした。
芝浦GOLDの時代から、あちこちのクラブで見かける、小さくてアラレちゃんメガネとキャップを被った女性も、いつものごとく大勢の仲間を連れて来ていました。もう25年くらい、ずっと「あの人は何者なんだろう?」と不思議に思い続けています。
お婆ちゃんダンサーのTORIさんも来ていたし、
いま僕がシッキンさんと共に一番注目しているダンサーであるRieHataさんも来てたし、
ヲタ芸のギニュ~特戦隊も、
セクシーダンサーなCYBERJAPAN DANCERSも、
SORAMIMIのファンキーな美人ベーシストJunaさんも来てたけど、
なにせこちらは数十人のうちの一人のエキストラなので、お話どころかパフォーマンスを見ることもできませんでした。残念……
でも、なんだか懐かしい気持ちになった一日でした。だいぶ前ですが、こういうムービー撮影やショータイムみたいのに頻繁に出ていたことがあるのですよね。
知らない人と同じ部屋に何時間も閉じ込められ、出番を待つ。
ちょっと大きめの仕出し弁当にがっつく。
撮影現場では、その場全員に一気に好かれそうな好印象のディレクターが、汗ダクダクであっち向いてこっち歩いてと指示を出している。
何度も同じことをやる。
できあがったムービーを見て「現場とぜんぜん違う! ライティングってすごい! カメラワークってすごい!」と驚く。
そういったことを、久しぶりにやりました。しかも当時の僕と同じくらいの年代の人たちと一緒に。
タイムスリップしてきました。楽しかったです。
MOTION SONIC PROJECTのサイトには、他にもたくさんの動画が上がっています。ダンスだけではなく空手やティッシュ配りなどもあるので、興味があったらぜひ見てみてください。