ダンスの動画を見るのが好きです。SNS無料じゃなくてさ、YouTubeとInstgramが無料の格安SIMがあったらすぐ乗り換えるのに!
ここしばらくの間ずっとチェックしているのは、
● s**t kingz
● Riehata
● Dytto
● Rushball
● Les TWINS
● Fik-shun
● kingstut
● Marquese Scott
● YouTubeチャネル「YAKFilms」
それに加えて、毎週お気に入りのダンサーが入れ替わったり追加されたりする感じです。
最近ドはまりしているのが、Ian Eastwood(イアン・イーストウッド)。
とりあえず以下の動画をご覧くださいませ。
「つい魅入ってしまう」
「こんなの見たことない」
という感想を抱く人が多いと思います。
僕も驚きました。以前も書いたように、最近僕の中でテーマになっているのが「ストリートダンスの技だけでジャズダンスを踊る」なのですが、イアン・イーストウッドも、高いレベルでそれを実現しているからです。
彼はアニメーションというダンスの技を駆使します(タイトルでは、わかりやすいように「ロボットダンス」という言い方をしていますが、本当の名前はアニメーション……だと思います……)。
しかし、アニメーションの「技」は使うけど、アニメーションの「スタイル」は使わない。ポッピングのスタイルも使わないし、なんならダブステップのスタイルも使わない。
イアンは、自身が自分の踊りを「フリースタイル」と呼ぶように、アニメーションの技で、曲や自分の感情やニュアンスを表現しているのです。
結果として、「お洒落なアニメーション」になっている。アニメーションがお洒落になることなんてありえないと思っていたのに! なぜならアニメーション/ロボットダンスというのは、一般的には、非人間的な動き、「キモい」動きを志向するからです。練習中もよく「キモく行こう!」「うわーこの動きキモい!」とか言い合ってます。
その辺を全部超えて、確かに止め絵で見るとところどころキモいですが、全体的にはお洒落な雰囲気にまとまっているこのダンス動画、すばらしいと思うし、それが「見たことない」ように見える理由だと思います。
イアン、マジでセンス良すぎ。彼の動画はたくさんあるので、しばらく楽しめそうです。夜になると鏡の前で真似していたりします。僕の場合は、単純にキモくなりますが泣。
それにしても、本当に最近のダンス環境は素晴らしいですね。僕が現役だったころは、先達が築き上げてきたことを踏襲しないダンスをしたりすると、影に日向に非難されたものです……