制作費120億円!をかけたハリウッド超大作『パワーレンジャー』を試写会で観せていただきました。
格好良くて、日本人としてはホッとしました。シリーズ第一作目だからでしょうか(5作くらい作る予定があるそうです)、アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーほど忙しくなく、キャラクターひとりひとりが丁寧に描かれています。キャラの紹介が丁寧すぎて「もうちょっと戦隊スーツを着たシーンがあっても良かったんじゃないの?」と思うくらい。
ただ、その(期待していたより少ない)変身後の姿は、トランスフォーマーのように、異常に細かく格好いい工夫が施され、リアリティと今っぽさを同時に醸し出すことに成功しています。
また、非常に日本的でドメスティックなものだと思っていた「戦隊モノ」が、海の向こうで大人気TVシリーズとなり、そして今、これだけの超大作映画になったことに、(繰り返になりますが)日本人として感慨深い思いを抱きました。
もっと、日本のコンテンツが世界に出ていくといいなあ。伝奇モノでもラノベでも漫画でもアニメでも特撮でもゲームでも、日本にはまだまだ、金かけて徹底リメイクする価値のあるコンテンツがたくさんありますよー。よー。よー。ときどき原作開発コンテストとか見かけるけど、過去資産で埋もれてるのたくさんあると思うのですよね。たとえば? そうですね、魔王伝とか……