「蔓餃苑」ってご存知ですか? パラダイス山元さんが秘密裏にやっている、餃子屋というか餃子イベントというかパラダイスで、あまりの人気ぶりに超ウルトラ級な予約困難ぶり、僕も10年くらい前にmixiに予約用コミュができて以来、様々なプラットフォーム上で予約を試みてきましたが全て爆死、もう「あれはアヴァロンなんだ。決してたどり着けない幻の楽園なのだ。仮想現実なのだ」と半ば諦めていたのですが、なんとなんと!
当たりました!
蔓餃苑と、最近ヒップホップとかユーリ on ICE、おそ松さん、スプラトゥーンの、BEAMSなどとのコラボで斜め上方向に超頑張っている佐賀県「サガプライズ」とのコラボ「珍魚苑」に!
ありがとうありがとう!
当選したのは平日のランチタイム。うわー行きづらい。スケジュールきっちきち! でも……いったい何倍の倍率を勝ち抜いて来たんだろう? 万難を排して行くしかない、と、前後の予定へお願いにお願いを重ねて、時間を空けていただきました。ありがたや。
当日、というか前日の夜から何も食べず、いざ現地へ。
場所は秘密なので言えないのですが、車の陰に隠れて本当にわからないところにありました。
以下、写真が続きます。
才人、パラダイス山元さん。
今日はお世話になります。
まずは日本酒スパークリング「天山 サルー・スパークリング」で乾杯。
このあと、日本酒やらシャンパンやらが続き、この日のメンバー(6名)は1人また1人と潰れていくことになります。ランチタイムなんだけど。
店内。
パラダイス山元さんは日本唯一のサンタクロースでもあるので、サンタグッズが所狭しと並んでいます。
ちなみち後日、うっかり子どもに「パパね、サンタクロースさんに会ってきたよ」と言ってしまったら、「ズルい!」と逆キレされました。
お皿。可愛いでしょ?
あ、荻窪にあるってことはわかっちゃいますね。
一皿目からいきなりハイパー美味そうなヤツが来た!
アカニシガイとムール貝の餃子!
こんな!
こんな!
ムフー!
貝の旨味が濃縮されていてすごい!
ノーベル賞とるんじゃないかなこれ!?
次は有明海の芝エビが丸ごと入った餃子!
ソロ!
海老の旨味が残さず皮に吸われていて、美味い!
途中でビール。
なぜ佐賀に乾杯するのか? 佐賀に美味いものがあるから。佐賀の美味い魚介類のことを「前海もん(まえうみもん)」というらしいですが、そのマエウミモンに乾杯。
これは肉の詰まった焼き餃子。
美味しそうでしょ? 美味しんですよ。でも美味しいだけじゃなくて、これには大きな秘密が……
詳しくは10月に放送されるぴったんこカン・カンで明かされるそうです。
その秘密の餃子の拡大図。
小山薫堂さんプロデュースの京都下鴨茶寮の粉醤油をつけます。粉化されて味が濃くなった醤油と、肉汁の詰まった餃子がマッチしないはずがありません。美味い。
旬のイチジクと、なんだっけな? とにかく小さいイカを餃子の皮で撒いたもの。
一緒に食べるとフレンチかな?ってくらい精妙な味わいです。
イチジク。今夜スーパーで買ってください。僕は薄皮剥いてそのままかぶりつくのが好きです。
小さなイカをなんとかしたもの。
イカ美味い。ヘルシーさもあって最高。
食べきると皿にはサンタさんの絵が。
さすが日本唯一のサンタクロース。
聞いて!
これは赤貝とモッツァレラチーズの餃子。
超美味いです。でも説明が難しいので、「旨味x旨味」という字面から味を想像してください。
拡大図。
断面図は……美味しすぎて撮るの忘れました。
蔓餃苑の定番餃子。
10年間夢に見てきたヤツ。
美味い&美味い。最高&最高。
1週間くらい毎日これを食べ続けたい。
野菜も摂らないとね。
トマト。アイコと、あと、アイヌ語を冠した名前のトマトだそうです。
両方とも野菜というよりフルーツのような味わいでした。
佐賀と言えば日本酒好きの間では鍋島。
佐賀県いただきます。
鍋島飲んでたらエイリアン出てきました。
近くで見てもエイリアン。
笑っているような気がします。
この子は「ワラスボ」という名前のエイリアンです。
食べやすい大きさに切って酒のツマミにすると美味しいそうです。
詳しくは以下の、例によって佐賀県がやりすぎているワラスボ公式サイトをご覧ください。
いずれ、みんな、食べられてしまう……ALIAN OF ARIAKE 「WARASUBO」
でね、このワラスボが、美味しいんですよ。
あっさり目のしゃけとばみたいな感じ。魚の骨でスナックを作ったような感じ。
確かに酒の肴にちょうどいいです。
必要ないと思うんだけど、ワラスボはドリンクにもなっていました。
名づけて「エイリアン・エナジー」。強そうだし、味が想像つきません。
でもここは珍魚苑ですから!
ワラスボも餃子になりました。
ニシンのパイへのオマージュとして、ワラスボの頭を乗っけてみました。
あまり意味はありませんでした。
撮影後すぐに頭をどけて、さっそく頂きます。
あっさりしていて美味しゅうございました。
このくぼみには、お寿司でお馴染みなあの美味いものやあの美味いものを入れて食べてもいいようです。
簡単なことですね!
とうとう大トリとしてやってまいりましたのが、佐賀の干潟といえばコレのムツゴロウを使った揚げ餃子と、
「ワケノシンノス」というイソギンチャクの揚げ餃子。
ちなみにワケノシンノスというのは若い衆の尻の穴という意味らしいです。いわゆるアーッ!ですかね? 全然メモってない事柄なのですが何故かしっかり覚えてしまいました。
で、残念ながら、僕はここで次の仕事へ向かうため店をあとにしました。
この後には、ラムパクチー、黒豆納豆生ハム包み、プチトマト、北海道スイカ、桜もちが出たそうです。
いや美味しかった。この日は夜もスープコップ一杯で、さらに翌日もほとんど何も食べなかったくらいな感じで、お腹が満足しました。
また行きたいです。今後も機会があれば応募し続けようと思います! 次は最後まで!