先日ですね、実家に帰ったとき、ふと気が向いて、パソコンのスクリーンセーバーの設定を変えたんですよ。
保存してある写真がランダムに出るようにしたんです。あと、写真の切替速度は遅くしました。
そしたら、親、けっこう楽しんだみたいでして。
孫の赤ちゃんの頃の写真とか、旅行に行ったときの写真とか、そういうのがランダムに表示されるものだから、その都度なにかを思いだしたり、思い出にふけったり、そこから会話のきっかけが生まれたり。
デジカメ時代になると、撮った写真をまるっと見返すことって、そうないじゃないですか?
ベストショットだけを印刷して本にしてもいいのですが、そのベストショットを選ぶのが大変だし。
なので、本丸は「いつか時間をとって写真を厳選しアルバムを作る」として、とりあえずは保存してある写真をランダムに表示するのが、せっかく撮った写真の活用方法としてはいいと思いました。積み重ねてきた年月が確かにあるのだ、あったのだ、ということを実感できるのが良いです。
設定方法は簡単なのでここでは概略だけ解説します。
【Windows】
デスクトップを右クリックすると出て来るメニューの「個人用設定」→「ロック画面」の中に「スクリーンセーバー設定」というのがあるので、その中で設定。
たぶん「ロック画面」 そのものの中の「スライドショー」で写真フォルダを選んでもいいのだろうけど、僕は試してないのでやってみてください。
ところでWindowsのロック画面で、せっかく幻想的な写真が出てきているのに、「気に入りましたか?」とか「あそこからホビットが出てきそうな雰囲気です」とか出て来るの、ダサすぎるので非表示にしたいのですが、いくら探しても設定箇所が見当たらないのですよね……
【Mac】
「システム環境設定」の中の「デスクトップとスクリーンセーバー」で設定。
【GoogleフォトとかAmazonプライムフォトとか】
たぶんこれらの中の写真をスクリーンセーバーやロック画面にランダム表示させる機能があると思うのだけど、ないのかな……昔のPicasaにはあったんだけどな……
注意点としては、家族親族の誰が見ても問題ない写真だけをフォルダにまとめること。
たとえば自分だけが招待制の豪華なレストランに行ったときの写真とか、ダイエット前に撮影したデブな自分のパンツ一丁写真とか、SSR星5レアアイテムをガチャでゲットしたときのキャプチャとかが混ざっていると、今後の人生にかなりの悪影響を及ぼす可能性があるので、お気をつけください。
それではみなさま、楽しいスクリーンセーバーライフを!
写真から当時を思い出すのも楽しいし、撮ったことすら忘れた写真が出てきたときの、「覚えてないけど懐かしい」みたいな、前世っぽい感覚も、かなり楽しいですよ。