キッズダンスの教室運営で気をつけること


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今日、月イチでやっていた子ども向けダンス教室を終了しました。以下の記事を書いたのが2016年3月だから、2年8ヶ月続いたことになります。

子どもに「実践的な」ダンスを教えて気づいたことまとめ

転職して忙しくなり、週末は休息を中心にしたいので、いったんダンス教室はお休みすることにしました。ただ、ダンス自体はどうせ一生続けるので、半年に1回くらい、半分パーティを目的として教えるとか、友だち(つまり大人)や社会人向けにサークル的に教えるとかは、余裕ができたら検討したいと思います。

さて。

せっかく「キッズダンス教室を運営する」というレアな体験をしたので、気づいたことをまとめておこうと思います。
とはいえ、気づきのうち、実際に教える部分については、ほぼ上記「子どもに『実践的な』ダンスを……」に書きました。だから、内容はダンスそのもの以外の話が中心となります。

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● 子どもの成長と共に教える内容を変えることについて

子どもは急速に成長していきます。教室に来てくれている子も、どんどん賢くなり、身体も大きくなり、できることが増えていきます。
子どもの成長に合わせて教える内容を変えていくと、どんどん高度化していきます。ここで、教室としては判断しなくてはいけません。

1. 子どもたちと共に成長し、複雑になっていくか
2. 当初の対象年齢を維持し、今までの子は卒業→新しい子を入れるか

ウチの場合は、教室自体は自分の子どもに合わせようとしていた一方、新しく入ってくる子は、ことごとく当初の対象年齢の子ばかりだったので、1番でも2番でもない、中途半端な感じになってしまいました。

や、なかなか判断が難しかったんですよね。子どもの成長に合わせるのであれば、どこかで大きく舵を切らなくてはいけません。
幼児→小学生が対象になるのであれば、習い事化して、月1→週1にするとか。
教える内容も最先端にするため、先生もよりたくさん学ばなくてはならないとか(先生は生徒の3倍学ばなくてはならないの法則)。
小さい子が来てもついていけず残念な思いをしてしまうので、そこをどうフォローするかとか。

充分な時間があれば、僕以外の先生のアサインも含めていろんな対策が打てたのでしょうが、その余裕もなかったので、結局、

「いま流行っているダンスを教える」

みたいなところに落ち着くことが多かったです。
今日もU.S.A.の振り付けと、それを分解して好きにU.S.A.の動きで踊れるような練習をしました。

終わってみた今思うのは……子ども向けダンス教室は、来ている子どもの趣味嗜好や出来不出来に合わせて、ダイナミックに変えていった方が良いと思います。
子どもと一緒に成長していく。その方が、教室自体にも変化が生まれて、面白いです。もしかするとまるで新しいスタイルのダンスが生まれたり、あるいは世界大会に出場するために同行、みたいなことにもなるかもしれません。
もちろん、子どもが別の方向に成長してしまい、自分ではカバーできなくなったら、無理に続けず、改めてイチからやり直すのも大事だと思います。

● 時間と場所を押さえ告知することについて

スタジオ押さえは、ダンスをやる上でいつも「面倒臭さNo.1」にくる、大変な作業です。
ついついこれを怠ってしまうことが、ダンス教室やダンスサークルが自然消滅していく最大の要因だと思います。

部屋を押さえてくれる人は貴重です。常に感謝を忘れずに。

同時に、告知のタイミングも大事です。2週間前、1週間前、前日と3回できればベストですが、ウザいのが心配であれば、ベストは「2週間前」でしょう。子どもの予定の調整ができるからです。

告知対象ですが、僕はコミュニティ周辺に留めておくほうが良いかなと思います。子どもが絡んでいるので、あまり関係ない人が来てもアレだからです。
地元の子たち、または自分の知り合いの子どもたち。その辺りが運営しやすいでしょう。
もちろん、人が人を呼んで、結果として全然関係ない人が来るのはアリです。

● 目的を明確にすることについて

漫然と「楽しく遊びましょう」という感じにするのもアリです。子どもがチャレンジしている姿を見てママパパが和んだり、子どもが習っている間どこかでお茶して一息ついたりできるからです。
ただ、これも、子どもの成長と関わってきます。来ている子の年齢に合わせて、少しずつ目的を変えていくのがいいと思います。

代表的な目的は、以下の2つです。

1. イベントやコンテストに出場する
2. コミュニティ化して、互いに踊り合って遊ぶ(バトルする)

1は、昨今は、地域から全国レベルまで、いろんなイベントやコンテストがあるので、探せば道筋を構築するのは簡単です。
でも、一般的に言って、「大きなことをやりとげた後、ゴソッと一気に人が辞める」というのはあります。子どもや親のやる気を見ながら、少しずつやってくのがいいのではないかと思います。

2は、実現できたらベストです。中心に何人か、その周辺にも何人か、ダンスの仲間がいて、常にお互いダンスしながら遊んでいるようなイメージ。新しいノリやスタイル、または本当のやる気は、こういう場から出てくることが多いです。最終段階では、先生は何もしなくても、勝手に決まった日時に集まって、勝手にダンスする、しかもその頻度がどんどん高まる、といったことが起きてきます。

ウチの場合は「子どもがダンスに抵抗なくなる」でした。そのくらいにとどめておいたから、ここまで続けられたし、この程度にとどめておいたから、ここで終了、という、わかりやすいレベル感の目標だと思います。

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こんなところでしょうか。

子どもたちが楽しく踊っているのを見るとこっちも嬉しくなったり、反対に、あまり楽しそうでないと「どこが悪かったのだろう」と落ち込む、みたいなことを繰り返した3年弱でした。子どもは素直ですからね。先生に気を使って云々……ということがありません。教えることについては、非常に学びが多かったです。

僕には、ダンスについて、ひとつの信念があります。
それは「ダンスとは、正しく振り付け踊ることだけではない」と言うことです。

ダンスは、正しさや勝ち負けなど関係なく、自由に自分を解放して、楽しくリラックスして踊る遊びです。

学校教育にダンスが導入されましたが、今後いつどのように踊ることになったとしても、僕の教室に来てくれた子たちには、「ダンスは楽しく自由に踊っていいんだ」と言う考えを、頭の片隅にででも覚えておいて欲しいな、と思います。

最後に、毎回参考としてiPadで見せていたダンス動画をいくつか貼って、終わりにしたいと思います。
毎回毎回、いろんなところからいろんなダンスを探してきて、解説しながら見せていました。結局、一番楽しんでいたのは、僕自身だったんでしょうね。


ウチの教室は女の子が多かったので、「バービー人形のように踊る」&「ハイスキル」なDyttoはほぼ毎回見せていました


特にDyttoのこれは、美しさとダンス的な気持ち悪さのバランスが最高だと思います


Ian Eastwoodは、「気持ち悪いギリギリで格好いい」という意味で、よく見せていました


Les TWINSのこれは、基礎教養だと思ってよく見せていました


Les TWINSはその本領発揮はバトルにあると思っているので、この動画をよく見せていました(余談ですが、僕はこのバトルをリング最前列で見ていました。すごかった!)


これはTWINSがどうのというよりは、子どもが路上でダンスバトルで遊ぶということを知ってほしくて見せてました


りりりはよく見せていました。子どもで、技を極めるとかに向かいすぎず、ここまで自分の世界観を作ってる人ってめったにいないと思うのですよね


今現在のダンス動画としてはNonstopのこれは基礎教養だと思ったので、見せてました


もち基礎教養として、NonstopだけじゃなくてDragonHouseはよく見せていました。子どもたちは、(背骨か首の骨が一本足りない)Chibiに一番驚いていました。


Kyoka & Maikaは、何本も見せました


特にKyoka & Maikaのバトルものはたくさん見せてました。彼女たちは、それこそ小学生くらいの頃から、世界中でバトルしてきているので、キッズにとっての可能性の頂点だと思うのです


s**t kingzはわかりやすく格好良く難しそうなので、よく見せていました。子どももみんな大好きでした


振り付け系ダンスで一番見せていたのはPhil Wright。わかりやすく格好良く難しい。あと、子どもがちょいちょい出てくるので、その意味でも見せていました


Phil Wrightは、たとえばこういう、分解すると簡単そうな動きが↓


音に合わせるとこんなに格好良くなるって、素晴らしくありません?


Phil Wrightもうひとつだけ。これだけ楽しそうに踊る、というのも、子どもには勉強になると思います


Riehataもしょっちゅう見せていました。Instagramの投稿が多いのでスマホで見せることが多かったかな? 「みんなと同じくらいの子どもがいるママなんだよ」というと、子どもたちはいつも感心したような顔をしていました


Finger Tutsは、僕が今いちばん熱を上げているジャンルということもあり、いろんなものを見せました。これは女性がやっているという意味でよく見せてましたね


Kingtutatはしょっちゅう見せていました。Tuttingのレベルは最高峰のひとつだと思います。Instagramの方がたくさん動画を上げているので、スマホで見せることが多かったです


YouTubeだけでここまでマスターした子。すごい!


小さな女の子ダンサーといえばPhoenix LilMiniでしょう。もちろん見せてました


身体の各部位をコントロールしているレベルがすごい!


子どもに見せる用という意味で。同じ振り付けをやりました


ダンスから見るWORLD ORDERを語りました


ハウスはたくさん見せていましたが、教室に女の子が多かったので、LUCIFERまたはMiyuさんを見せることが多かったです


ハウスで一番見せていたのは、MaMSoNですかね。軽々とステップを踏んでいるところを見せたかったんですよね


ダンスではないですが、この軽やかさ自由さは素晴らしいと思って、Ko Hyojooはよく見せていました。ほんとすごい


「昔のストリートダンスだよ」といって見せていました。オールドスタイルのビバップ


夏になるとレゲエダンスホールラジオ体操第一をやってました。楽しそうですよねー


ラ・ラ・ランドでも有名なJilly Meyersのダンスは、「ダンスってここまで自由でいいんだ」という気分が伝わるかなと思って、見せていました


ドラムですが、軽やかな感じがダンスっぽいなと思って、見せてました


「3〜4つしかステップ知らなくてもこれだけ踊れる」ということを教えるために、よく見せていました


ヴォーグは教えたことはないですが、ある種の自由の形のひとつとして、見せていました。コスプレ面白いし

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