先日、ドラクエ12が出るという報を受けて、買ったまま放ったらかしにしておいたドラクエ11をはじめなければ! と思ったんですよね。
で、Switchの主導権は普段は子どもにあるのだけど、その日は僕がコントローラーを握り、ドラクエ11を起動。
まずは3DCGのオープニングアニメーションを鑑賞。
隣では子どもたちも観ています。
子どもたちは、そのムービーを観ながら、こうつぶやきました。
「やっぱ3Dのアニメ『は』キレイねー」
あれ? そういう感想なんだ?
シン・エヴァを観たばかりだったり、TRIGGERが大好きだったり、ヴァイオレット・エヴァーガーデン観ようとしている僕からすると、なかなかおだやかじゃない発言です(ちょっとだけね)。
子どもたちに、2Dアニメ(手描きか2D風の3DCGかに寄らず)と3Dアニメ、それぞれの感想を聞いてみました。
すると。
なんだか、アニメというものは、「3DCGのものが本気のヤツで、2DCGのものは時間の都合などで3DCGが作れなかったときの次善のもの」という風に捉えていたようなんですよね。
2DCG=割と手軽に作れる。だから毎週流せる(コナン、ドラえもん、ちびまる子ちゃんなど)
3DCG=大変なので特別なときにしか作れない(アナ雪など)
みたいな。
3DCGにあるような、人形ニュアンスの動きへの違和感はナシ。
2Dならではの躍動感に対する評価もナシ。
もちろんウチの子たちに聞いただけなので、全然統計の結果とかじゃないのですが、新鮮に感じました。
僕は、2DCGや手描きと3DCGは表現の違いであって、どっちも良いと思っているのだけど、最近の世代には、そういう感覚が希薄なのかもしれない。
そしてマーケットが新しい感覚に合わせていけば、それほど遠くない将来、2D風味のアニメってなくなるのかもしれない。
アニメが3Dだらけになるのはさすがに寂しいなー、と思いつつも、なんとなく予感は当たっているような気がしました。表現のトレンドって変わっていくから。