やった!
たった今、ずっと教科書代わりにしていた『退屈なことはPythonにやらせよう』をやり終えました!
長かった……10ヶ月もかけてしまいました……
この本はPythonをゼロから構造的に勉強するものではなく、Pythonをちょっとした業務効率化に使うための、なんちゃって本です。秀丸のマクロやエクセルの関数の簡単なのみたいなものです。
そんなレベルの本に10ヶ月は、さすがにかけすぎですよね?
でも、562ページもある超分厚い本なので、
やっつけた! という満足感はすごいです。
最後の最後に出てきた演習問題で作るプログラムがクソ of クソで、この本の真髄を表現しているようで笑いました。
なんと、「マウスを10秒おきに動かして、スクリーンセーバーの起動を阻止し、Slackなどであたかもオンラインにいるかのように見せかける」というものだったのです。
Gistにスクリプトを置いておきました(5分で書けるほど簡単なものでした)。pyautoguiをインストールする必要がありますが、必要に迫られている方はご利用くださいませ。
この本の感想としては……今の時点で買うのは、あまりオススメしません。
理由は以下のとおりです。
● 内容が古い
前半は問題ないのですが、いろんなモジュールをインストールして使う後半になると、書かれていることが古いため動かず、いろいろ調べなくてはいけないです
● モラル的にも古い
「サイトから漫画画像を全部ぶっこ抜いてこよう!」みたいな、え、そんなことしていいの? という演習問題も多かったです
なので、もしこの本に興味をもったなら、来年に出るとされている第2版の方をオススメします。
たぶんcsvとかAPIとかの項目が、エクセルやpdfよりも充実するだろうし、モラル的に微妙な演習問題も差し替えられているかと。
ただ、僕にとっては良かったです。一冊こなして自信がついたし、基本的な全体像もつかめました。
とはいえ、僕がやったのはただのスクリプトであり、全くプログラミングの中に分け入ってないことも重々承知しています。
なので、次のステップとして何をどうしようか、というのは、悩んでいます。
たとえば……
●なにかサービスを作ってみる
簡単な自動更新ホームページでもいいので、作ってみると、気付きがすごく多そうです。Pythonだけではなく、サーバー設定とか、いろいろなことを総合的に学べます。
●機械学習本をやる
手元に、『Pythonではじめる機械学習』と『ゼロから作るDeep Learning』という2冊の本があります。
買ったわけだから、つべこべ言わずやるという道もあります。
●資格を目指す
G検定とかPython認定検定みたいなものを受けるための勉強に入る。努力の方向が明確で悩みが少ないです。
●いったん復習
TellusのPythonコースと今回の『退屈なことは……』を、パラパラとめくって復習する。たぶんすっかり頭から抜け落ちているのがあると思います。
プログラミングを勉強している理由が、僕にはないんですよね。「昔から憧れていた」「やってみたら楽しかった」というだけで。
プログラミングで何をしたい、というのがないから、次のステップも決めにくい。
楽しければなんでもいいのですが。
さて、どうしようかな。
サービスを作りながら資格とってみようかな。