我が家では、水を思う存分使えるからという理由で、お風呂のときによくおままごとをします。
先日も、はじまりはいつもと同じでした。
「それではお料理教室をはじめます」
子どもはそう宣言して、あらかじめ(パパが)作っておいた色とりどりの水風船を手にします。
それから、こう言ったのです。
「まず、このコカトリスの卵を……」
マニアックすぎない?
コカトリスって、あのニワトリとドラゴンと蛇を足した、キメラ幻獣でしょ? こんなの↓
これの卵で料理?
いったいどういう流れで思いついたことなんだろう? と頭を捻りましたが、すぐに思い当たりました。
あれだ。
何度も何度も繰り返し読んでる漫画。
『ダンジョン飯』
子どもたちは、ダンジョン飯が鬼滅の刃と同じくらいお気に入り。何十回と繰り返し読んでいます。
ストーリーや設定は理解できないものの、ダンジョン飯は絵がむちゃくちゃ上手いので、何が起きているのかは、子どもでも理解できます。
そこで、コカトリスの卵を覚えたのでしょう。
そして、水風船がコカトリスの卵に似ていると結びついたのでしょう。
いい感じの方向に、順調に成長している気がします。