リュウジさんの新刊にして到達点、『至高のレシピ』が届きました。
キラキラ~ンです♪
僕は昔から料理が好きではありましたが、長らく、雰囲気でオリジナル料理を作っていただけでした。
高校生のころの得意料理は「玉ねぎチャーハン」。名前は良さげですが、レシピはほぼ1行で書けるほど簡単です。
【玉ねぎチャーハンのレシピ】
● ご飯と、ご飯と同量のみじん切り玉ねぎを炒め、塩コショウする
味を追求しないときもありました。見た目の可愛さ面白さだったり、ただただ健康に良さそうだったり…たとえばこんな感じです。
● 低カロリーで美味しくて医食同源なスープ「五菜のきのこスープ」のレシピ
● おにぎり作ったらもみあげができた
でも、あるときから、「レシピ通りに作ると家族が喜ぶ」ことを発見しまして。
やはり美味しいものを食べると人は喜ぶし、身近な人が喜んでいるのを見るのは格別に幸せですよね。
それからはレシピ通り侍になりました。たまにアレンジすることはあるけれど、かなり慎重。
レシピ本を買い漁ったり、ネットでレシピを調べまくりました。ところでネットのレシピを保存するときは、はてなブックマークを使っています。はてブなしでどうやって様々なサイトに転がっているレシピを一元的に管理できるのか見当もつかない。ありがたいです。
そんななんちゃって料理生活の折、リュウジおにいさんに出会ったのです。
最初は、確か無水油鍋でした。
鍋の常識が変わるくらい旨かった・・・一滴も水を使わない
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) November 18, 2018
「無水油鍋」
ニンニク2片をごま油大さじ3で炒め白菜250g、豚バラ200g乗せ酒大さじ3、白だし大さじ1入れ蓋をしてクタッとするまで弱火で煮るだけです
香りとコク、旨みが半端ない
ポン酢か塩で召し上がってください、マジで損はさせません pic.twitter.com/99UVIr0pXb
衝撃的でした。簡単だし、食べる前から「これは大人も子どもも美味しいヤツ」とわかるレシピだし、実際美味しい。
家族には大好評だったし、今でも冬になると作ります。
リュウジおにいさんの、恥も外聞もなく、というか、余計な知識やプライドに邪魔されず、というか、とにかく、まっすぐド直球にただ美味しいさのみを追求してくるレシピに、一気にファンになりました。
彼にはバズるための簡単で美味しい「バズレシピ」と、美味しさを追求した「至高のレシピ」の2軸があります。いつしか僕は、志向のレシピをいろいろ作ってみたいという気になってきました。
でも……
至高のレシピって、動画なんですよね。
動画をちょいちょいと見ながらちょいちょいと一時停止して、手を洗って料理を進め、また手を洗って動画をちょっと進め、また一時停止して手を洗って料理をすすめ……とか、面倒くさすぎます。レシピについては「動画派」と「テキスト派」に分かれるそうですが、僕は完全に後者です。レシピ本買うのも大好きだし。
なので、興味はあれど至高のカレーくらいしか作ったことがなかったのですが……
至高のレシピが本になった!
これで思う存分作れます。
まさに僕の為にあるような本です。やったー!
さっそく作ってみました。
● ナポリタン
むっちゃ美味しくできました。子どもも、子どもっぽい味付けが苦手な妻も、両方気にいるという奇跡!
リピ決定です。
● ポトフ
ジャガイモはもちろん、人参、キャベツなど、普段あまり積極的に野菜を食べようとしない子どもだちが、美味い美味いとバクバク食べていました。
たぶんこの冬は、週に1度以上のペースでリュウジおにいさんの至高のレシピが我が家の食卓にならぶことでしょう。鍋の出番が少ない冬になるかもしれん。
リュウジさん、とても素敵な本をありがとうございます。
最後に載っていたエッセイも染みました(最後の一言も含めて)!