とある住宅街で、おじさんが、だいたい実物大のピカチューのぬいぐるみを抱えて、ウフフ、ウフフ、と笑いながら歩いていました。
一方で、コンビニの前では、真っ黒に日焼けして、サッカーボールを抱えた小学生男子が2人、アイスクリームを食べていました。
おじさんと小学生がエンカウント。
アイスを口にする小学生の前を、ピカチューのぬいぐるみを抱えたおじさんが、ニヤニヤしながら通り過ぎます。
しばらくおじさんを見送った後、小学生2人は、顔を見合わせて、こう言い合いました。
小学生:「今、ポケモンマスターいたよな?」
(僕の心の声:いたいた!)
あまりに的確な小学生たちの表現に、思わず会話に混ざりたくて仕方なかったけど、ギリギリで我慢しました。
いやー、タイミングといい言葉選びといい、完璧じゃった……