子どもが刃牙について聞いてきたような気がしました。
「刃牙……そんなに詳しくないんだよな」と思いながら、曖昧な記憶を辿って答えようとしたのですが、ふと気づくと、
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● Netflixで世界的に大人気なことと、その理由の分析
● 刃牙は頭の中で妄想したカマキリと戦って強くなること。カマキリは全生命を同じ体格にしたら最強の生物だからというの理由なこと(うろ覚え)
● 刃牙の父親(範馬勇次郎)が強すぎる件。地面を殴って地震を止めたりした点など
● 刃牙以外のキャラの戦いは、毎回どっちが勝つかわからないこと。また、同じ対戦でも状況が変われば勝者も変わるから毎回結果を予想できないこと(本部以蔵を例に)
● 刃牙の特徴は、同じキャラを長く描き続けることで、複利のようにキャラの魅力がたまっていく点だということ
● 刃牙と似た魅力のマンガであるケンガンアシュラと、刃牙とケンガンアシュラの違いについて(企業間闘争がある点について)
● その刃牙とケンガンアシュラの主人公(十鬼蛇王馬)が戦うアニメがNetflixで6月末に公開されるという情報
● たぶん餓狼伝という小説が刃牙の元ネタだろうということ
● 餓狼伝の作者の夢枕獏は無茶苦茶文章が上手いということ
● 餓狼伝は、刃牙の作者(板垣恵介)によってコミカライズされているということ。しかし、小説版の餓狼伝とマンガ版の餓狼伝は全然違うし、餓狼伝と刃牙も全然違うという入り組んだ情報と共に
● 板垣恵介の娘もマンガ家(板垣巴留)で、BEASTERSという刃牙と全然違う漫画を描いたということ
● 板垣親子の対談があったこと。対談の中で、父親は娘に対して「俺たち(才能を)持っているヤツは、持ってないヤツに優しくしないといけない」的なことを言ったこと
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と、細かすぎたり枝葉すぎたりする情報を早口で大量に喋ってしまった気がします。
もしかして僕、自分で思ってるより、はるかに刃牙が好きなのかな……
しかも。
よくよく考えてみると、子どもはそもそも、刃牙についてなんか聞いてきてないんですよね……
単にカマキリのYouTube動画を見せてくれただけでした……
そのカマキリを見て、僕が勝手に「カマキリといえば刃牙!」と脳内変換していただけでした……
子どもよ、かえすがえすも申し訳ない……
よく飽きずに聞いてくれました……ありがとうございます……
そういえば、なんと餓狼伝がNetflixでアニメ化されるそうですね! しかも主人公が、あの悲劇と狂気の藤巻十三!
面白いのかな……ネトフリ入って観てみようかな……それとも餓狼伝の最新刊を追ってないので読もうかな……