友人が激推ししていたので、No No Girls(以下ノノガ)を観はじめました。
ノノガは、SKY-HI率いるBMSGが、ちゃんみなを擁立しておこなった、女性ボーカルグループのオーディション番組。
「おこなった」ということは、もう終わったのですが、僕はまだ結果は見ていませんし知りません。
YouTubeで全部観れるようです。ご興味ある方は以下のリンクからどうぞ↓
今はEp.04、第3次審査まで観終わったところです。
この時点では、僕がいいなと思ってる人たち(チカ、ヒビキ、モモカ、アシャ、アミ、ココア、フミノ、サラ)は全員残っています。もちろん、誰が残るか当てるゲームじゃないことは理解しているので、これからはちゃんと推しを作って応援していこうとは思っています。
不思議な気分です。
この種のオーディション番組には昔からハマったことがないので、失礼な物言いなのかどうかわからないですが、レベルの高い学芸会を見ている親のような心境。「みんな頑張ってるね!」「偉いね!」「楽しいといいね!」「応援してるよ!」みたいな。
そして、ノノガは、ちゃんみなのコメントが素晴らしいのです。
ちゃんみなのことは昔から好きなので、名言製造装置なことはよく知っているのですが、それにしても素晴らしい。
受かる子にも落ちる子にも、正面から向き合って、優しく、親しく、けど言うべきことはいう。
あと、ちゃんみなのぶっとい芯、強い哲学が見える。誰かの借り物の言葉じゃなくて自分自身の哲学から出た考えであり発言だから、聞いている側も納得できるし、反論するときも喧嘩腰にならず率直に意見をぶつけることができる。
そして。
まだ、Ep.04(全部でEp.14くらいある)にして、僕はちゃんみなから大事なことを教わりました。
それは「自信を持つこと」です。
ちゃんみなは審査のとき、パフォーマーが自信を持って自分自身を表現しているかどうかを重視します。
逆に言うと、「上手にやろう」とか「綺麗にやろう」じゃなくて、「自分自身を出そう」「私を見て!」「これが私だ! どうだ!」とパフォーマンスするためには、自信が必要だ、ということです。
自分自身に照らし合わせて、ハッとしました。
最近の僕は、簿記の資格を取ったりとかいろいろしていますが、これらのベースには「自信を失っている」ことがあるんじゃないか、と。
自信を失っているから、いろんなことに手を出して、自信を取り戻そうとしている。
でも自信って、いろいろ事実を積み上げてから持つものじゃない。
何かを準備している最中に、あるいは、準備前から、自分に発破を掛けて、出すものなんじゃないか、と。
自信を持てば、自分が手がけているものに対して「こんなことにして何になるの?」と疑問を抱かず、しっかりと取り組むことができる。
自信を持てば、臆せず自分を表現できる。臆せずモノが言える。
自信を持てば、余裕が生まれて、周囲がよりよく見えるようになる。
もちろん、根拠のない自信ばかりだと地盤が脆弱なこともよくわかっています。
青臭い言い方になりますが、常に自分を磨くのも大事。スキルを伴わない自信は、危ういバランスで滑稽にもなっちゃいます。
でも、「磨くまで自信は持てない」と思っちゃうと、いつまでも自信は持てない。
ここには鶏と卵どちらが先か的な難しさがあるように見えます。しかし、よく考えてみると、「自信を持つ→努力する→自信を持つ」の最初の「自信」は、文字通り「自分を信じる」という意味なのですね。
自分はできると信じて、努力して、自信に変える。
それに鑑みると、僕は「努力はしているが、自分を信じていない」状態でした。
しかし、現時点でも、これまでいろいろ努力して実績も積んできたわけだから、自信を持って、自分の意見を言ったり、表現したり、あるいは他の人にアドバイスしたり、サポートしたりすればいいの……かもしれない。
そんなことを気づかされました。
ノノガに出ている子たちは、自分が夢を叶えるチケットを持っているかわからず、不安の中を歩いている子ばかりです。
そんな子たちが、不安を振り払って、自信を持って、一生懸命、自分だけの表現を、自分だけの人生を、自分だけの世界を創り上げようとしています。
そんな彼女たちに励まされ、僕も自分に自信を持とうと思ったりするのです。
今後のエピソードも楽しみです。
全部観終わる前に結果がニュースとして出回りまくっちゃうんだろうけど、できるだけ目を逸らしつつ、結果じゃなくて過程を重視するために、ノノガを見続けようと思います。