『劇映画 孤独のグルメ』を観ました。
いつも通りの孤独のグルメ……とはいきません。
やはり映画館という大画面で、長い時間椅子に拘束させるわけですから、それなりにアドベンチャーでそれなりにドラマチックです。
松重豊による井之頭五郎は、何点か「それ、教育的/倫理的/コンプラ的にどうなの?」というようなことをちょっとやってしまって、直後にその報いを受けます。
まあでも、この映画の孤独のグルメらしくないところは、ここだけですかね。
だから、安心して観ていられます。
のんびりくつろぎ、五郎がご飯を食べている様子を愛でれば良い、そんな映画でした。
人にも場合にもよると思うのですが、疲れているときやストレスが溜まっているときって、あまりジェットコースターのように感情を揺さぶるエンタメは楽しめないことがあるじゃないですか。
でも、何かで気晴らししたい。クオリティは高いけど心に負担をかけない、そんなものを楽しみたい。
そういうケースでピッタリな映画だと思います。
息抜きにピッタリ! 万人向け! という感じですかね。
あと、ザ・クロマニヨンズの主題歌と、最後のスペシャルゲストによる特典演技は、最高でした!