なんでこんな文章を書いているのかというと、他ならない僕自身が、『三体』を読んでいる途中で疑念を感じ、「三体 つまらない」で検索したからです。
他にも同じような方がいらっしゃるんじゃないかと思い、応援のつもりで書いています。
年末の楽しみに取っておいた『三体』、先ほど読み終わりました!
もう、無茶苦茶に面白かった! SFに「サイエンス・フィクション」と「少し・不思議」の両方の意味を持たせたとして、この両方を完全に満たす、最高のSFでした。
ただ、ですね。
僕の場合は、「面白い」と感じるようになるまで、半分以上読み進めなくてはいけませんでした。
それまでの間は、重要そうじゃないことが大袈裟に語られたり、面白味がわからない描写が続いたり、人物描写が直線的で薄っぺらだったり、中華思想を感じたりと(読み終わった今は誤解だとわかりましたが)、途中でいきなり物語の最大の謎が推測できちゃったりして、何が面白いのかわかりませんでした。
科学の単語を使った言葉遊びをしているだけの小説。
少なくとも僕の趣味じゃない。
そんな風に思っていたのですが……