子どもが刃牙について聞いてきたような気がしました。
「刃牙……そんなに詳しくないんだよな」と思いながら、曖昧な記憶を辿って答えようとしたのですが、ふと気づくと、
子どもが刃牙について聞いてきたような気がしました。
「刃牙……そんなに詳しくないんだよな」と思いながら、曖昧な記憶を辿って答えようとしたのですが、ふと気づくと、
下の子が小学校を卒業した。
これで我が家的にも「小学校卒業」だ。
この6年は長かったか? 短かったか?
観点によって異なる。自分に起きた出来事という意味では、実にいろんなことが起きて、恐ろしいくらい長かった。しかし、子どもの成長とか、子どもと過ごした日々という意味は、アッという間だったなあ。
小学校1年のころは、しゃべるぬいぐるみといっていい可愛らしさだったが、6年間でだいぶ大きくなった。
何を言っても何をしても愉快な6年間だった。幼稚園から小学校に上がると、いわゆる学校生活らしい出来事や問題もいろいろ起きるが、それでも、子どもたちは可愛く楽しいままだった。
ウチは家族仲は良い方だ。週末は、映画を観にいったり、公園に行ったり、ゴロゴロしたりして遊んだ。
コロナがあった。
家にずっとこもっていなくてはいけない日々が続いた。
ただ、そんな中、子どもたちもイライラを溜めたりせず、むしろ、どこかリラックスして過ごしていたように思う。
コロナ禍には、僕としては2つのことをした。
ひとつは、漫画をいっぱい買ったことだ。
ウチは小さい頃から児童書は定期的に届いたり本屋で買ったりしていたが、子どもたちが少しずつ本を読まなくなっているのも感じていた。
ここで、「せっかく本があるんだから読みなさい!」と強要したって、絶対に読まない。
なので、漫画を買ってみた。
これが大当たり。子どもたちは積極的に、楽しんで漫画を読むようになった。
いずれ別の記事としてまとめるが、なかなか粒揃いな名作佳作を押さえていると思う。漫画も本だから、主体的に手に取って、ページをめくり、理解しようとしないと楽しめない。受動的にYouTubeをダラダラ見続けるよりはずっと良いだろうと、現時点では判断している。
(もちろん「漫画 日本の歴史」「漫画 世界の歴史」も全巻揃えているが、残念ながらこちらは全く手に取ろうとしない泣笑)
もうひとつは、Nintendo Switchを使って、家でカラオケをするようになったことだ。
コロナの前に一度カラオケボックスに行ったことがあるが、大音量と本格的なマイクを前に、子どもたちは緊張してあまり楽しめていなかった。
しかし、家でやるカラオケは、格別に気楽だった。歌詞をちゃんと覚えていない歌だろうが、自分の歌唱力に自信がなかろうが、家族しかいないわけだから、緊張せずにチャレンジできる。
これも大当たりして、みんなとても楽しんだし、歌もどんどん上手くなっていった。今でも我が家の週末の恒例行事となっている。
なお、Switchでカラオケをする際には、僕としては以下の3つの「音ズレ対策」がマストだと思う。
1. 安くていいからスピーカーを繋いで、Switchのヘッドホンマイク端子からスピーカーに音を出す(つまり、テレビのスピーカーを使わない)
2. USBマイクは有線
3. 最初にjoysoundで「タイミング調節」をやる
また、家族の誰かがコロナ(またはインフル)にかかった時は、徹底して隔離した。コロナの場合は10日隔離をした。
ここでいう「隔離」は、以下のような対応を指す。
1. 罹った人は寝室にいてもらう
2. 神経質にあちこちアルコール消毒する
一人で部屋にいる寂しさは、ご飯時などにFacetimeで寝室とダイニングルームを繋いで、ビデオ通話をしながら食事するなどで対応した。
おかげで、家庭内パンデミックは起こらなかった。
こんな感じで、3年くらいにわたるコロナ禍も、大禍なく過ごすことができた。幸運というしかない。本当にありがたい。
ウチは中学受験はしなかったし、習い事も積極的に通わせてない。
両方とも、本人の希望があれば親としてサポートするつもりだったが、親が進路のお膳立てをして、無理にやらせなくてもいいと考えたからだ(もちろんこれは我が家の考え方で、正しいかどうかは別。教育方針は家庭それぞれだろう)。
なので、勉強もそこそこ、運動もそこそこで、基本的にはのんびりと、のびのびと過ごした6年間だった。
長女の卒業式はコロナ真っ只中で、教室のプロジェクターで卒業証書授与の様子を見る、写真はみんなマスク付き、みたいな感じだった。今回の次女の卒業式は、みんなマスクなしで、体育館で全員集まって卒業式をしたり、卒業後に写真を撮りあったりしていた。でも、どっちも卒業式ならではの晴れ晴れとした感じは一緒だったかな。
春休みは、中受で遊べなかった友だちたちと予定を入れたり、親友とディズニー行ったりするらしい。
小学校卒業の感慨とか、中学生になる緊張感とかは、全然なさそうだ。
卒業おめでとう(今年について言えば、正確には、上の子は進学おめでとうだけど)。2人とも、これからもスクスクと育って欲しい。
『水星の魔女』良かったですね。
最終回も(いくつか謎は残れど)いろんな「あれどうなった?」が回収されて、呪いが祝福に変わり、とても素敵でした。
僕にしてみたら、はじめて「家族みんなで観た」ガンダムです。
ガンダムって特定の世代のものなイメージがあるけど、水星の魔女はそれを壊して、老若男女全てにガンダム的なエンタメを提供しようとした、野心作だったと思います。
子どもたちは途中のシリアスさに脱落しかけていましたが、本日、無事に完走しました。
ただ……子どもにはちょっと難しかったかな? 関係性とかストーリーとか設定とか、わからないところも多かったかもな……
ちょっと気になったので、子どもに感想を聞いてみました。
僕:「『水星の魔女』の最終回、どうだった?」
子ども:「急にガンダムがプリキュアみたいになって、びっくりした!」
……確かになってたね!
妙にキラキラと光ってたね。
戦うというより舞うみたいな感じになってたね。
そっかーガンダムはプリキュアになったのかー。
プリキュアも世代を超えて受け入れられようとたゆまぬ努力をしている作品だからなー。
一緒かー。
超ウルトラ級に斜め上からの答えで、はげしく感心しました……!
いちる | 2023/07/02 カテゴリー: アニメ・コスプレ・コミケ, 家族 | 個別ページ | コメント (0)
子どもの頃、ときどき、夕食にちらし寿司が出てきていたことがあったんですよね。
そのとき、僕はちょっと、がっかりしていました。どうせなら自分で巻いて食べる「巻き寿司パーティ」の方が良かったな、って。
ちらし寿司には、自分がそれほど好きではない具材、例えばレンコンとかさやえんどうとかが入っていたのも、微妙でした。
しかし。
先日のひな祭りで、自分でちらし寿司を作ってみたところ……
最近は、子育てでも「自己肯定感をを高めることが重要」だとよく言われていますが、どうやら必要ない子どももいるようです。
特に何も教えていないのですが……
風呂からあがって子ども部屋の前を通ったら、何か声のようなものが聞こえまして。
なんだろう? とドアをあけてみたら……
今日のように、ささやかだけど特別な夢がかなったときは、書き留めておいたほうがいいと思う。忘れちゃうかもしれないから。
今日、子どもたちと、ダンススクールに行った。
子どもたちがよく「クサちゃん」と言っているので、何のことかと尋ねたら、
今日、家族で毎週末ちょっとずつ見ていたアマプラの『マスクドシンガー』を観終わった。
我が家としては最高に面白かったです!
我が家には「家族団らんでテレビを観る」という習慣がない。家族で観ようとしても、どの番組が適切なのかよくわからない。ゴールデンの番組は、我が家ではイマイチ受けが悪い。
(なんでだろう? もしかしたら家族団らん用のテレビ番組というものそのものが減ったのかな? より狭いターゲットに的を絞った番組ばかりになったのかな?)
ただ、最近はいろいろ激務で疲れていて、週末に家族で外出したりゲームしたり映画的なものを観たりするのがキツいときがある。
何も考えず何もせず楽めて、家族間の会話も盛り上がる、そんなコンテンツはないかなと探していたところに、マスクドシンガーはピッタリとハマった。
まず見た目的に、着ぐるみが楽しげでいい。
出演者も盛り上がってていい。1人や大人だけで観ていたら恥ずかしくなるかもだけど、子どもたちと観るときはこのくらいがいい。
歌やパフォーマンスもいい。いつも「想像以上に歌が上手い」という驚きがある。
誰かがイジられたり大変な目に遭ったり設定が複雑だったり、一歩引いていたり冷めていたり優しくなかったり、あるいは怖い系や恋愛系といった、我が家で受けが悪い系の要素もない。
時間も1時間くらいでCMもなくてちょうどいい。
そして「あれは誰?」という謎解き要素がある。分からない人は本当にマスクを取る瞬間までわからなかった。
この「マスクを取る瞬間」が実に見事で、
● マスクを取った瞬間の演者の表情が、憑き物が落ちたみたいなサッパリ感があって、とてもいい。輝いてる
● 子どもは正体がわかってもピンとこないのだけど、「歌が上手い着ぐるみの中の人はこんな人だったんだ!」と楽しめる
● 大人は「この人だったんだ!」と謎解き的に楽しめる
など、いろんな要素があって、結局、大人も子どもも同じように楽しい気持ちになって盛り上がる。まさに「家族でワイワイ言いながら観る」という目的をかなえる番組だった。
マスクドシンガーのおかげで、我が家では、毎週ランチの後にテレビの前に集まって同番組を観るという「お約束の楽しみ」ができました。観る前も、観ている途中も、観た後も、単純に楽しい気分になれた。家族と遊んでいる気になれて良かった。
マスクドシンガーは、僕にテレビの本来の力を思い出させてくれる番組でもあった(テレビ番組じゃなくてVODだけど)。一緒に観ている人と盛り上がって楽しむことこそがテレビの元々のパワーだし、いったん人々が携帯やスマホなどで個に向かった後、改めて強く求められだした機能なのかもしれない。
わざわざリアルで集まらなくても、金ローやスポーツでTwitterが賑わったり、ウォッチパーティという手法が確立されたりするのも、テレビの「同期性」という特徴を使った遊びだ(そうじゃないものはスマホで個々人が好きなときに勝手に観ればいい)。
そして、1周どころか100周くらい回ってるけど、くつろげる人たちと集まって楽しむテレビは、改めて最高でございました。
そんなマスクドシンガーも、今日で観終わっちゃった。
マスクドシンガーくらい、家族団らん用にちょうどいいコンテンツってあるんだろうか? 探しているうちにマスクドシンガー2がはじまっちゃうかもしれない。
帰宅すると、寝る前の子どもたちが、おごそかな面持ちで並んで立っていました。
僕:
「なにしてるの?」
コロナ陽性者が連日1000人とか5000人とか出ている中、我が家の夏休みは、とても頑張りました。
里帰りも毎年行ってる那須も行かず、それどころかあらゆる海も山も川も行かず、キャンプもキャンセルして、映画館や外食もせず、毎日のように家にこもって、たまに近所の公園を散歩して。
ご飯は自炊かテイクアウトのみ。もちろん打てる限り全力でワクチン摂取。マスク手洗い必須だし、ちょっとしたお出かけでも適宜アルコール消毒。
こういう家庭けっこう多いと思うのですが、みなさまも、そしてウチも、頑張ったと思うんです。
だから、妻の提案で、夏休みの週末最終である今日は、頑張った祝いをしよう、ということになりました。
我が家では、水を思う存分使えるからという理由で、お風呂のときによくおままごとをします。
先日も、はじまりはいつもと同じでした。
「それではお料理教室をはじめます」
子どもはそう宣言して、あらかじめ(パパが)作っておいた色とりどりの水風船を手にします。
それから、こう言ったのです。
先日、ドラクエ12が出るという報を受けて、買ったまま放ったらかしにしておいたドラクエ11をはじめなければ! と思ったんですよね。
で、Switchの主導権は普段は子どもにあるのだけど、その日は僕がコントローラーを握り、ドラクエ11を起動。
まずは3DCGのオープニングアニメーションを鑑賞。
隣では子どもたちも観ています。
子どもたちは、そのムービーを観ながら、こうつぶやきました。
「やっぱ3Dのアニメ『は』キレイねー」
いちる | 2021/06/01 カテゴリー: アニメ・コスプレ・コミケ, 家族 | 個別ページ | コメント (0)
子どもにスマホを買った。
祖母からメッセが来た! と目をキラキラさせて喜んで、いそいそと返事などしている。
「自分個人に向けてメッセージが来た。嬉しい」。
原初的な喜びはこれだったよなぁ、と、初心に帰る思いがした。
ネットっていろいろ言われてて問題山積みなんだろうし、最近『スマホ脳』なんて本を読んだので弊害ばかり意識しちゃうけど、「パッと言葉のやりとりができて嬉しい」「すぐに調べられて便利」「世界が広がる」など、良いところもたくさんあるわけで、ネットのそういうところを伸ばしていきたいよなあ、と、ネット業界の人としては思うのでした。
あと、とりあえず、子どもが祖母への返事として、まず「連絡遅れてごめんなさい」と書いていたので、そんなにすぐ返事なんてしなくていいんだよ、だって、そうしたら、メッセが来てるかどうか、いつも意識してなきゃいけなくなるじゃない? そんなの窮屈だよ、と教えた。
ネットリテラシーも大事ですね。
子どもがAlexaに「アレクサ、『魔法』って英語で何ていうの?」と聞いたときのこと。
Alexaは、このくらいのやりとりならお茶の子さいさいです。
間髪入れずに、回答が返ってきました。
ウチの家族は、僕への誕生日プレゼントをえらぶとき、僕が公開している欲しいものリストを参考にします。
僕は欲しいものリストをブックマークのような感じで使っていたので、今までは本とかがズラリと並んでいたのですが、この週末一念発起して、欲しいリストを作り直しました。
その結果、自分で見ても笑っちゃうほど、欲望に忠実なリストができあがりました……
こちらです。本とかほとんど入ってない。
Amazon いつか欲しいものリスト 〜プレゼントは誕生日の前後半年受け付けております。どうぞ宜しくお願い致します。〜
【注意】 これは一般用ではなく家族用です! 間違って僕にプレゼント的なの贈らないよう注意してくださいね!
それにしても、ウィッシュリスト作成は楽しいですね。週末はこれと部屋の片付け(これも趣味。きれいになるとすっきりする)だけで終わってしまいました。
みなさまも、ぜひ作ってみてください。ご家族も、「これ気にいるかしら……」と思い悩みながらプレゼントを選ぶより、気が楽だと思います。
鬼滅の刃が大ブームです。当然その波は我がにも来ております。
ウチには漫画が全部揃っているので、子どもたちは飽きもせず、何度も何度も繰り返し、漫画を読んでいます。
本当に、何十回も読んでいるのです。流石に飽きないのかな?と、不思議になりました。
そこで、熱心に読み耽っている次女を捕まえて、こう聞いてみました。
「何度も読んでも面白い?」
うなずく次女。その瞳は力強く、確信に満ちています。
ふーん、まぁ、子どもはそんなものかな、と納得しかけたのですが、ふと嫌な予感がして、もう少し突っ込んで聞いてみることにしました。
僕:「どういうところが面白い?」
次女:「……」
僕:「……鬼滅の刃って、どんなお話?」
次女:「……」
僕:「もしかして、どんなお話かわからない?」
次女:「……(黙ってうなづく)」
わかってないんだ!
どうもおかしいと思ってたんだ! 他の絵本や本などと違って、あまりにも毎日読んでるから。
いくら面白いといっても、流石にここまでは惹きつけないだろうと思ったんだ!
でもまさか、しっかりとうなづけるほどわかってないとはなー! 最終巻が出てないせいもあるのかもだけど、頭の中でひとつの話としてまとまらないのかなー。
そして、
僕:「……何度も読んでる他の本、たとえば『かくかくしかじか』とか『ダンジョン飯』とかも、わからない?」
うなづく次女。
僕:「わかるのある?」
次女:「……スラムダンク」
スラムダンクはわかるんだ。なるほどな……!
僕:「わからないのは、何で読んでるの?」
次女:「絵が面白いから」
すごいなと思いました。画力だけでも読ませる作品も、わからなくても何度も楽しむ子どもも。
豊かな時間の使い方だな、と思いました。
家で仕事することが増えて、働く父の背中を見せているせいか、最近、妻や子どもたちが、
「パパ大変ね」
「パパおつかれ」
「パパがんばってね」
と言ってくるようになりました。
ちょっと嬉しい。あともう少し「仕事ってこんなにも楽しいんだよ」ということも伝えていきたい。
3月から学校が休みの子ども2人は、毎日、実に楽しそうにしている。
レゴ、読書、ダンス、ごっこ遊び、工作、ゲーム、テレビ、漫画、トランポリン、粘土、お絵描き……飽きるということがない。つまらない/寂しいから学校に行きたいとか、友だちに会いたいとか、一度も言ったことがない。
日課の散歩または家の前での外遊びと、たんまり出ている宿題をこなしながら、どんどん新しい遊びを開発していく。
2ヶ月を過ぎた最近、とうとう日本語をしゃべらなくなった。
僕「ご飯なに食べたい?」
子どもたち「ワギャー?」
僕「え? 何?」
子どもたち「ワギャァ……ワーギャワギャ!」
僕「どういうこと?!」
子どもたち「ワギャワーギャ、ワーギャ、ワギャァ」
どうも、ポケモンになることに決めたらしい。
人は、完全なる自由を獲得すると、このように変化していくのか、と、むしろ感心した。大人になったとき、この数ヶ月を、子どもたちはどう思いだすんだろう?
外出がままならず運動不足の子どもたちを、無理やりベッドに詰め込みました。
しかし、全く寝ずに、とうとう起き出してきて、大声で笑いながら騒ぎ出す始末。
まあ、体力が有り余っているのでしょう。無理もありません。
仕方がないので、面白いんだけど、ちょっと難しい本を読み聞かせてあげて、せめて楽しい一夜にしようと思ったのですが……
わずか数ページ読み聞かせただけで、あれほど騒いでいた子ども達が、魔法でもかけられたかのように、ぐっすりと眠ってしまったのです。
いや、寝たのはいいんだけど……面白い話を聞いて目が爛々とするかもと思っていたのですが、どうも釈然としない……
ちなみに読んだのは、『フェルマーの最終定理』です。
面白いのよこれ! 本当に面白いんだから!
SAVASのプロテインってあるじゃないですか。これ↓
先日の朝、これを牛乳に溶かしてグビグビやっていたら、娘が駆け寄ってきて、「パパ、何を飲んでいるの?」と聞いてきまして。
どうも、最近ミロに味をしめたので、パパがこっそりミロを飲んでいる(「ズルい!」)と思ったみたいなんですよね。
「ミロじゃないよ。プロテイン飲んでるんだよ」と言おうとしたのですが、ちょっと思いとどまったのです。
もしかすると、プロテインって言葉が難しくてわからないかもしれない、と。
一瞬考えて、噛み砕いた説明を試みました。
つい先ほど起きた出来事なのだけど、寝たはずの娘が、急に起きてきて、
「パパ! パーティしようぜ!」
と言った。
もう寝る時間なので寝て欲しいが、まぁ、ちょっとならいいよ。で、パーティって何するの? と聞いたら、娘は自分と同じ大きさくらいの熊のぬいぐるみを抱えながら、急に、
「イェーイ! イェーイ!」
と踊り出した。少しすると、コップを持つフリをして、
「水でも飲もうぜー! ゴクーっ! イェーイ!」
とひとしきりやって、また踊り、というか、暴れはじめた。
しばらく騒いだあと、パパと寝たいというので、ベッドに付き合った。今、ようやく娘が寝たので、記録としてこれを書いている。
いったいいつ、このような謎のパリピ仕草を覚えたのだろう?! もしかして半分は遺伝……?!
もう今さら遅いのですが、クリスマスプレゼントというかアドベントカレンダーの件でして。
サンタ氏に頼まなくてもあげられるプレゼントとしてアドベントカレンダーはいいなと去年くらいから思っていまして、今年はママにロクシタンのを、子どもたちにレゴのをプレゼントしました。
そうしたら、たいそう大喜びしまして、次女などは喜びすぎて、
今日、下の子の卒園式があった。
これで我が家は、幼稚園と縁がなくなることになる。家族としても幼稚園卒業だ。
幼稚園へ毎朝連れて行った日々のことを、覚えておきたい。
家を出ると、子どもが、手を伸ばしてくる。
「手をつなぐ」のが当たり前なのだ。
手をつないで歩いて幼稚園に行くものだと、子どもの中では決まっているのだ。
しかし、日本で大人になってだいぶ経つ僕は、知っている。
「手をつなぐ」ことが、どれだけ特別なことか。
手をつなげる人が、いかに少ないことか。
ましてや、なんの気遣いもなく、親密さを示す必要すらなく、当たり前のように手を伸ばしただけでつなげる人は、その中でもさらに、いかに少ないことか。
この小さな生き物が、全幅の信頼を寄せて、毎朝手をつないで歩いてくれたことを、しみじみとありがたく思う。
ありがとう、ありがとうね。
1日おきに、朝、子どもを幼稚園に連れていく。
自転車や車は使わない。時間がかかるんだけど、手を繋いで、子どものペースで歩いていく。
大人の脚だと5分で着くところを、パン屋さんに手を降ったり、お花を拾ったり、壁をじっと眺めたりしながら、15分くらいかけて、幼稚園に到着する。
僕の半分くらいの大きさしかない、可愛い小人が、あっち行ったりこっち行ったりして、好き勝手に楽しく歩いている。
お遊戯のお話とか、お友だちのお話とか、のんびりと、たわいもない会話を交わす。
寒くなってきたので、子供の手を包むようにして、手をつなぐ。
昔読んだ、ただお散歩するだけの絵本のように。
少し前までは、2人を連れて行っていた。
今は、上は小学生で、ひとりで学校に行く。
下も、来年からは小学生だ。
だから、登園という名の朝のお散歩タイムも、もうすぐおしまい。
横浜に期間限定でオープンした、親子でボードゲームを遊べるカフェ「Jelly Jelly Kids」に行ってきました。
驚きましたね。
子どもが飽きずにずっと遊び続けるんですよ。
スタッフの説明が上手いんだと思います。ボードゲームって最初にルールを理解しなくちゃいけないんだけど、それを、幼稚園児でもわかるようにシンプルに教えてくれる。
子どもたちは、実際に、パパ・ママとコミュニケーションを取りながら、いろんな色・形をした駒を手にして、頭と身体を使ってゲームする。
少しやって飽きたら、別のゲームをする。ゲームはたくさんあるし、どのゲームでもスタッフが丁寧に説明してくれるので、「まずルールを覚えなきゃ」というストレスがない。興味が湧いたものを自然に手に取ればいい。
気がついたらアッという間に2時間くらい経っていました。
家族で楽しめるし、新鮮な刺激もあるし、知育にも良さそうです。
以下、写真レポします。
続きを読む "横浜の親子ボードゲームカフェ「Jelly Jelly Kids」が、子どもが飽きずに何時間も遊べる良スポットだった" »
先日ですね、実家に帰ったとき、ふと気が向いて、パソコンのスクリーンセーバーの設定を変えたんですよ。
保存してある写真がランダムに出るようにしたんです。あと、写真の切替速度は遅くしました。
そしたら、親、けっこう楽しんだみたいでして。
孫の赤ちゃんの頃の写真とか、旅行に行ったときの写真とか、そういうのがランダムに表示されるものだから、その都度なにかを思いだしたり、思い出にふけったり、そこから会話のきっかけが生まれたり。
帰宅したら、次女がドタバタと足音を立てながら、慌てて階段から降りてきて、床に落ちている紙を隠した。
長女が次女と遊んでいて、怒っていました。
「どうしたの?」と聞いたところ、こんな返事が。
「あのね、お姫さまごっこをしていたのに、次女ばっかりお姫さま役で、わたしにメイドの役ばかりやらせるの!」
楽しい家族の団らんタイムだったはずが、とんだ濡れ衣を着せられそうになりましたので、報告させていただきます。
それは、家で妻と都知事選の話をしていたときのことでした。
「うーん、難しいね……」
「今回はいったいどうしたらいいのかね……」
そこに、娘(4歳)がやってきました。
大人の会話に加わりたくて仕方がない時期です。
娘:「どうしたの?」
妻は、一応説明しました。
とはいえ、子どもに選挙のこと、ましてや今回の都知事選のことなど、説明できるわけもありません。なんとなくです。なんとなく、それっぽいことを話しただけでした。
ところが。
娘は真剣に聞いて、それから、無邪気な顔で、こう返してきたのです。
先日、幼稚園の保育参観があったので、見に行きました。
クラスの中で、5つのグループができていました。ウチの子を含む5人は「ねこさんグループ」。
先生が、グループ単位で園児たちを移動させようと、こう言いました。
「じゃあ次は、ねこさんグループ、こっちに来てくださいー」
すると、ねこさんグループたちは、一斉に、
上の子が、明日から小学一年生だ。
あのハンドタオルがお布団代わりだったくらい小さかった子が……と、感慨深い。
まだ幼稚園の我が子が、先日、クレヨンの黒色のことを、
「闇の色」
って言ったんですよね……
以前ShortNoteに書いたのの続き。最近周囲から「子どもにダンス教えませんか?」と言われることが増えてきました。
理由を聞いてみると、どうもこういうことらしいです。
● ダンスを習わせたいけど、どこに習いに行かせたらいいのかわからない
● 小学校でダンスが必修になったので、ちょっと慣れさせておきたい
● バレエなどに行かせていたんだけど、本格的すぎてこれからもついていけるか不安。もっと「楽しい」にフォーカスしたダンスをやらせてあげたい
確かに僕は以前ダンスを教えてたこともあるし、今でもやればできると思います。
で、どうせ教えるなら、EXILEみたいな感じよりも、もう少し今っぽいのを教えたいです。
今、ストリートダンスの世界は大きく変わりつつあります。大雑把に「New Style」と呼ばれていますが、以前だったらダサくてナシだったような動きが、試行錯誤を経て格好いいものに変わり、メインストリームとなりつつあります。
大胆にアニメーションやクランプが取り入れられ、でもフリースタイルというよりはもう少し個性が尖っている(単なるフリースタイルは、特別な才能に恵まれない限り、つまらないチャンポンダンスになりがちでして……)。オリジナリティとバランスが大事、みたいな。
有名なのはみんな大好き美形双子のLes TWINSですかね。他にも素晴らしいダンサーがたくさんいます。当ブログのダンスカテゴリでも、New Styleはしょっちゅう紹介しています。New Styleって、もはやNewでもなんでもなくて、今は「これがヒップホップ」といいますか。
でも、子供向けにはどうなんだろう?
以下、長くはないですがマニアックで偏見に満ちた意見が並びます。そういうのが嫌な方はどうぞ読まずにお閉じください。明日からはまたいつもの小鳥ピヨピヨに戻る予定です。
きっかけは、お義父さまから、手作りの紙芝居舞台を頂いたことでして。
ある日の夜、子どもたちをベッドに寝かせて、もらった紙芝居舞台で、紙芝居じゃなく絵本を読もうとしたのですが、当たり前なんですけど読みづらかったんですよね。
だからもう絵本読むのやめて、舞台の真ん中から顔を出して、アドリブで落語みたいな話をやってみたんです。確か、「しょうが幼稚園」という、先生や園児たちが常にしょうがをかじりながら、何事においても「しょうがないっか!」とダジャレで済ましてしまうという話だったと記憶しています。
これが、子どもたちにバカ受けしまして。
それ以来、毎晩のように、ベッドに入る子どもたちを前に、アドリブでお笑い系のお話を作っています。
子どもたちは、僕が帰宅するなり「今日も寝る前に笑い話して!」と、とても楽しみにしており、ときどき僕が飲み会で夜遅くなる(から笑い話ができない)と、悲しくて泣いちゃったりしているそうです。
大変なプレッシャーです。
僕は雲フェチ、特に飛行機の窓から「見下ろす」雲が大好きです。
複雑で雄大で、いつまでも見飽きません。
なので、先日、子どもたちが、はじめて飛行機に乗ったときも、「あの雲を見せたい!」と勝手に盛り上がっておりました。
さて当日。
子どもたちは、空港ではしゃぎ、椅子の前についているモニターに釘付けになり、子ども用の機内食を堪能します。
僕は頃合いを見計らって、子どもたちを機内後部のの窓に近づけるエリアに連れて行って、窓から外の景色を見せてあげました。
子どもたちは、どのくらい感激したかわかりませんが、「わーすごいー」とか「きれいー」とか言っていました。
すると。
キャビンアテンダントのお姉さんがニコニコ笑顔で近づいてきて、