先日、小鳥ピヨピヨは20周年を迎えました。
みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
10年に1度の機会なので、記念にキャンペーンを企画しました。
ぜひご応募ください!
【小鳥ピヨピヨ20周年! アクリルキーホルダーのプレゼントキャンペーン!】
以下のフォームからご応募いただいた方から、抽選で、しかし、できるだけ多くの人に(僕のお小遣いの許される範囲内)、今回用に特別に作ったアクリルキーホルダーをプレゼントします!
アクリルキーホルダープレゼント応募フォーム
なお、このポスト(元ツイート)をリポスト(元RT)すると、当選確率が上がります!
締切:2023年10月30日
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いやー、それにしても、20年ですか……いろいろありましたね……
覚えている方いらっしゃいますでしょうか?
20年前は、ブログなんて、ほとんど誰も使っていなかったんですよ?
あっても、技術情報を提供するブログがほとんどでした。
小鳥ピヨピヨは、世の中に軽い読み物としてのブログを広めたいという意図ではじめたブログです。
最初は、シンプルに楽しいから書いていました。
マイク・ロイコ(アメリカのコラムニスト)や、さくらももこのエッセイのようなことがしたかったんですね。
仕事で行き詰まったりしたときも、ブログを書くとスッキリしたものです。ストレスを書き物で解消していた感じかな。
小鳥ピヨピヨの活動を通して、たくさんの友情も得ました。
「真の友は学生時代にしか得ることができない」というのは嘘ですね。僕は学生時代から続いている友人関係は2人しかいませんが、ブログ以降の友だちは数えられないほどたくさんいます。
今でいうインフルエンサー(当時はアルファブロガーといいました)扱いを受け、イベントに招待されたり、特典を受けたり、お仕事もいただいたりしました。
Adsenseなどの仕組みが出てきて、本当にわずかですがお小遣いをもらえていたことも、嬉しかったです。
メインの仕事にも、大きな影響を与えました。
単なるユニークな社員に過ぎなかった僕が、ブログを通して、個人として社会にアピールできるようになり、会社をまたいでさまざまな企画やメディアの仕事に携われるようになりました。
特に編集長仕事は嬉しかったです。ギズモード、bouncy、のぞいてニッポンなど。僕は、自己紹介するとき、自分を「さすらいの編集長」と呼んでいますw 就職活動のとき、メディア企業の面接に全滅した僕としては、なかなかに感慨深いです。
そんな僕のブログ活動ですが、大きな転機がやってきます。
子どもの誕生です。
子育ては、2重の意味で大きな変化をもたらしました。
純粋に育児や家事も大変だし、あと、子どもがあまりにも可愛くて面白くて、目を離していられない。ずっと見ていたいし、何か面白いことをしたらメモ、写真や動画も撮りまくって整理して、バックアップ環境を作って……みたいな大変さです。
家のこともして、仕事もして、ブログなどの個人活動もして、友だちとも遊び、新しいことにもチャレンジして、最新情報もインプットして……
全てを同じように続ける時間はありません。
僕は、自分のリソースを家族優先にして、他のことは、余った時間に、やれる範囲でやることにしました。
結果として、小鳥ピヨピヨを書く量もガクッと減りました。
また、面白いことはたいてい家族関係の事件なので、ブログという公の場にはなかなか書きづらい。余計に更新頻度が減っていきます。
そうこうしている内に、時代は動画になっていきました。
僕もAdobe Premiereや、最近だとCapCutなどの使い方をひと通りマスターし、動画制作に目覚めていきました。楽しいですね。時間がアッという間に溶けていきます。
テキストはX(元Twitter)やnoteに吸収されていきました。
ブログは、有名人が近況報告に使うか、SEO狙いでオウンドメディアやアフィリエイトビジネスの人たちが使うのがメインとなり、「個人が独自ドメインでブログを運営する」という形は、どんどんレアケースになってきています。
そんな2023年。
ブログに最初期から関わってきた者として、僕はどう思っているのか?
3つの面で、改めて「ブログを書くのはとても良い」と感じています。
1つは、僕個人の特性によるものです。
僕は文章を書く、特に推敲するのが大好きなんですよね。
冒頭にマイク・ロイコやさくらももこの名前を出しましたが、彼女/彼が素晴らしかったのは、ちょっとした言い回しや比喩で、物事をユーモアたっぷりに楽しく伝えていた点だと思います。
それに憧れている僕は、「言い方」とか「言葉の選び方」といったところを、あーでもないこーでもないといじることが楽しいのです。
経験則としては、一切推敲せずに「えいっ」と公開した投稿の方が人気が出ます。
でもそれだと、推敲好きの僕としては、ちょっと寂しいんですよね。やはり推敲ごっこはしたい。
2つめは、自分のホームがあるということの良さです。
SNSやUGCサービスにだけ自分のコンテンツが乗っていると、サービスがなくなったりアカウントがbanされたりするリスクにさらされ、根無し草のように感じるときもあるかもしれません。
僕の場合は、「でもまあ、小鳥ピヨピヨに戻ればいいしな」というような安心感があります。意外に良いものです。
3つめは、表現の喜びというヤツです。
バズるとか儲かるとかクライアントはどう思うかとか考えず、自由に表現するのは、楽しいことです。
手段はなんでもいい。トークでもいいし、写真や動画でもいいし、工作でもいいし、音楽や詩やダンスでもいいし、そして文章でもいい。
自分が起きてから寝るまでの間に、少しでも、自由な表現の時間があるといいですよね。心の位置が自分の根っこにスッと戻るような、マインドフルネス的な効果があると思います。
なので、僕は、小鳥ピヨピヨの更新頻度を上げていこうと思います。
相変わらずTikTokに動画を上げたりXにつぶやきをポストしたりはすると思うのですが、もうちょっと文章の可能性も掘っていきたいです。
もし、「小鳥ピヨピヨ、最近読んでなかったな」とか「はじめて知った」という方がいらっしゃったら、また、ときどき見に来てください。ちょいちょい、いや、結構更新されているので。
また、更新したらXなどでお知らせしているので、フォローしておいていただいても、新着に気づけるかもです。
また、書く内容も少し変えていく可能性があります。
読んだ人のマインドが開放され自由になるようなことが書けないかな?と思っているのが、今のアイディアです。どこまで実行できるかはわかりませんが。
そんな感じで。
改めて、読んでくださってありがとうございます。
30周年のご案内もできるように、楽しんでやっていきたいと思います。
p.s.としてのまとめ:
僕がKindleで出版した本です。良かったらお読みください。
内容に一部関わった本です。良かったらお読みください。
企画/編集した絵本です。良かったらお読みください。