ボリショイサーカスを観ました。
客席の真ん中に据えられた円形の舞台。
赤黒い照明。
シルクドソレイユやIMAXなどと比べると地味に淡々と進む演目。
美しいけど玄人受けしそうなアクロバット。
朗らかな中に、そこはかとなく漂う哀愁。
エンタティメントが派手化している現代においては、サーカスってのは、子供向けじゃなくてアダルト向けの娯楽なのかもしれないですね。
わけありカップルとか老夫婦とか文士とか未亡人とかが客席にいると似合いそう。
だから、サーカスは、ワインやテキーラやラムやシェリーを出して、夜に上演しても素敵なんじゃないかな。
「夜のサーカス」。リンチっぽくて怪しい。行きたいです。